特許
J-GLOBAL ID:200903032446808839

自動負荷制御機能を備えた材料試験機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-277959
公開番号(公開出願番号):特開平5-142127
出願日: 1991年10月24日
公開日(公表日): 1993年06月08日
要約:
【要約】【目的】 荷重制御または歪制御を無負荷状態から開始する場合にも正確な荷重制御または歪制御を行うことができる。【構成】 無負荷状態からの荷重制御を行う場合、切換スイッチSW1とSW2が図示の状態に接続される。ストローク目標値発生器24がストローク目標値信号eを発生すると、この信号eに応じて制御バルブ15は負荷シリンダ7に圧油を供給し、負荷シリンダ7のピストン8を上昇移動させる。ストローク検出器21は負荷シリンダ7のストロークを検出する。このとき試験片S1とチャック3、4との間で滑りが所定時間生ずるので、この間、荷重検出信号aは発生せず、ストローク検出信号dに基づくフィードバック制御が行われる。上記滑りが無くなると荷重検出信号aが発生するので、この後はストローク検出信号dと荷重検出信号aとの両方に基づく二重フィードバック制御が行われる。荷重検出信号aが所定の値になると、操作ユニット16がスイッチSW2を荷重・歪目標値発生器19側に切換えて、荷重検出信号aのみに基づくフィードバック制御を行う。
請求項(抜粋):
試験片に試験荷重を印加する試験荷重負荷機構と、上記試験片に印加された荷重と上記試験片に生じた歪との少くとも一方を検出し、第1フィードバック信号を発生する荷重・歪検出器と、上記第1フィードバック信号に基づき上記試験荷重負荷機構をフィードバック制御する主フィードバック制御系と、上記試験荷重負荷機構のストロークを検出し、第2フィードバック信号を発生するストローク検出器と、上記第2フィードバック信号に基づき上記試験荷重負荷機構をフィードバック制御する副フィードバック制御系と、上記試験片に所定の荷重が印加されたことまたは上記試験片に所定の歪が発生したことを上記第1フィードバック信号に基づき判別する判別手段とを具備し、試験開始時に上記主フィードバック制御系と上記副フィードバック制御系とによる二重フィードバック制御を行い、上記判別手段による上記判別に応じて上記二重フィードバック制御から上記主フィードバック制御による制御に切換えることを特徴とする自動負荷制御機能を備えた材料試験機。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭59-180343

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