特許
J-GLOBAL ID:200903032452564542

パソコンを用いた数値制御装置及びその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-289747
公開番号(公開出願番号):特開平9-146623
出願日: 1995年11月08日
公開日(公表日): 1997年06月06日
要約:
【要約】【課題】 パソコンに接続された複数のNCボード間を接続する外部配線を用いて複数のNCボード間の同期を取る必要がなく、又パソコンのクロック信号を利用して同期制御用のパルス信号を得ることができ、簡単な構成で高精度の同期制御をすることのできるパソコンを用いた数値制御装置を得ること。【解決手段】 NCボードA1内のパルス変換出力回路12のPLL回路31は、基本クロック発生回路201からパソコン拡張バス207を介して入力した基本クロック信号CLKから同期パルスPLSを生成する。この同期パルスPLSはゲート34に入力される。切り替え回路33は、パソコン拡張バス207を介して入力したアドレス信号AD又は割り込み信号であるRESET信号或いはIRQ信号に基づいて、パルス許可信号N3を生成し、このパルス許可信号N3により同期パルスPLSの出力開始タイミングを決定するゲート34を制御する。これにより、複数の各NCボード間で同期の取れた同期パルスPLSOUTを生成する。
請求項(抜粋):
クロック信号生成手段と入出力拡張用のパソコン拡張バスとを備えたパソコンと、前記パソコン拡張バスに接続され、サーボアンプ及びリモートI/O装置の少なくとも一方を制御する複数のNCボードと、を備えたパソコンを用いた数値制御装置において、前記パソコン又は前記複数のNCボードの内の一つをマスター装置とし、前記複数のNCボードの内の他のNCボードをスレーブ装置とし、前記スレーブ装置は、前記クロック信号生成手段からのパルス信号を前記パソコン拡張ボードを介して入力する同期信号生成手段と、この同期信号生成手段からのパルス信号を出力する開始タイミングを制御する同期信号ゲート手段と、前記パソコンからの制御信号を前記パソコン拡張バスを介して入力するパルス出力許可信号生成手段と、を備え、前記複数のスレーブ装置に設けられた前記パルス出力許可信号生成手段は、前記パソコン拡張バスを介して同時に入力された前記マスター装置からの制御信号に基づいてパルス出力許可信号を生成し、前記同期信号ゲート手段は、前記パルス出力許可信号により前記同期信号生成手段からのパルス信号の出力を開始して、前記複数のスレーブ装置間の同期を取ることを特徴とするパソコンを用いた数値制御装置。
IPC (4件):
G05B 19/414 ,  G05B 19/05 ,  G05B 19/18 ,  G05B 19/418
FI (5件):
G05B 19/18 N ,  G05B 19/05 J ,  G05B 19/05 L ,  G05B 19/18 W ,  G05B 19/417 Q
引用特許:
出願人引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る