特許
J-GLOBAL ID:200903032454025606
電動工具の過負荷動力開放装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中井 信宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-054981
公開番号(公開出願番号):特開平7-237146
出願日: 1994年02月28日
公開日(公表日): 1995年09月12日
要約:
【要約】【目的】 モーター始動時のアークだけが生じるようにし、過負荷が加わった場合には機械的な作用により電源を切るようにし、制御用サーキットを不要にしてコストの低減が図れ占有スペースも小さくできるようにする。【構成】 出力トルクがトルク制御ばね13の張力よりも大きくなると、第2従動リング23が第2スチールボールセット25を越えるように下方に移行するようにし、この移行に連動して開放制御リング17を下方へ移行させ、その空間部171が第5スチールボールセット18が嵌着された部位に達したところで第5スチールボールセット18を空間部171側へ押し出し、センター制御バー27を第5スチールボールセット18に生じた隙間から押し出して下方へ移行させるようにし、この移行に連動するスイッチバー38をマイクロスイッチ44から後退させて電源を切るとともに、第1従動リング32と第1スチールボール483との係合状態も解除して動力の伝達経路を遮断するようにする。
請求項(抜粋):
モーターの出力軸に接続される動力主軸と、ドライバー等の工具が装着される出力主軸との間に、前記動力主軸に形成した孔部に装着される第1スチールボールが係合することにより動力主軸の回転に追従して回動する第1従動リングと、この第1従動リングに凸状に形成した凸状嵌着部に装着される第2スチールボールと、この第2スチールボールの反対側球面が装着される凹状嵌着部が形成され当該第2スチールボールがこの凹状嵌着部に係合することにより前記第1従動リングの回動に追従して回動する第2従動リングを設け、前記出力主軸の外周に第3スチールボールが装着される凹部を形成し、前記第2従動リングに当該第3スチールボールが嵌着する孔部を形成して出力主軸と第2従動リングを係合させ、第2従動リングの回動に応じて出力主軸を回動させるとともに、前記動力主軸および出力主軸に対して相対的に変位可能なセンター制御バーを主軸内部に設置し、このセンター制御バーの変位により連動して電源スイッチを投入するスイッチバーを設け、前記第2スチールボールを介して接合する第1従動リングと第2従動リングに対し、従動リングを押圧して出力主軸に生じるトルクに抗する接合力を与えるトルク調整ばねを設け、当該トルク調整ばねの押圧力を越える負荷が出力主軸に加わった場合に第2従動リングが第2スチールボールとの接合面を越えて変位するようにし、この変位に連動して前記センター制御バーを変位させて制御スイッチバーを電源スイッチ投入位置から後退させるようにするとともに、第1従動リングと第1スチールボールとの係合状態を解除するようにしてなる電動工具の過負荷動力開放装置。
IPC (4件):
B25B 23/157
, B25B 23/151
, B25F 5/00
, F16D 7/08
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