特許
J-GLOBAL ID:200903032456634561

改善された炭窒化チタンコーティング付き層状化基材及びそれから作製された切削用インサート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉内 基弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-258853
公開番号(公開出願番号):特開平6-182630
出願日: 1992年09月03日
公開日(公表日): 1994年07月05日
要約:
【要約】【目的】 有害なエータ相の存在なく超硬合金基材上に直接密着した炭窒化チタン層を形成する方法の開発。【構成】 70〜97重量%の炭化タングステンと3〜30重量%のコバルトを含むマトリックス結合材とを含みそしてコバルト富化成層表面を備える炭窒化チタンコーティング付き層状化コバルト富化超硬合金基材(切削用インサート)を形成する方法。超硬合金基材上に塩化チタン、メタン、水素及び窒素を含みそして最適の炭素/窒素比率を有する気体状試薬を使用して一様な炭窒化チタン層を化学的に蒸着する。次で、炭窒化チタン表面を浸炭用気体と接触せしめて、存在する脆いエータ相の実質上すべてを元素コバルトと炭化タングステンに変換することにより除去する。図1に示される密着した一様な組織が得られる。
請求項(抜粋):
70〜97重量%の炭化タングステンとコバルトを含むマトリックス結合材とを含みそしてコバルト富化成層表面を備える炭窒化チタンコーティング付き層状化コバルト富化超硬合金切削用インサートを形成する方法であって、前記超硬合金基材上に塩化チタン、メタン、水素及び窒素を含みそして最適の炭素/窒素比率を有する気体状試薬を炭窒化チタンコーティングに隣り合って超硬合金基材にコバルト、タングステン及び炭素から実質上なる化合物を含むエータ相を有する炭窒化チタンコーティング付インサートを形成するに適当な条件の下で加熱することにより炭窒化チタン層を化学的に蒸着する段階と、前記炭窒化チタン表面を浸炭用気体と前記エータ相の実質上すべてを元素コバルトと炭化タングステンに変換するに十分の温度及び時間において接触する段階とを包含する炭窒化チタンコーティング付き層状化コバルト富化超硬合金切削用インサート形成方法。
IPC (5件):
B23P 15/28 ,  B23B 27/14 ,  C04B 35/56 ,  C04B 35/58 101 ,  C04B 41/87

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