特許
J-GLOBAL ID:200903032459293536

誤差補正機能付き位置検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安形 雄三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-028661
公開番号(公開出願番号):特開平10-227657
出願日: 1997年02月13日
公開日(公表日): 1998年08月25日
要約:
【要約】【課題】 回転するギアとセンサを用いて位置を検出する装置において、ギアが偏心している場合には直流成分の検出値が不正確になる。【解決手段】 2相信号の軌跡である円周上の複数の瞬時値のそれぞれに対して、円の半径を表わす二乗和を求め、ギアが偏心している場合には、前記二乗和の相互の差が大きくなることを利用して直流成分検出値Va,Vbを保持する。この結果、振幅変動が小さい場合に演算された正確な直流成分検出値のみを用いて、2相信号に補正を加えることができる。
請求項(抜粋):
被検出体の位置に応じて、所定の位相を有し、互いに90度位相の異なる2相信号x=Vcosθ+Va,y=Vsinθ+Vbを用いて前記被検出体の位置を検出する位置検出装置において、前記2相信号の軌跡の、円周上の相異なる少なくとも3点以上の瞬時値(x1,y1),(x2,y2),(x3,y3)を保持する瞬時値保持部と、前記2相信号の直流成分と前記軌跡の円中心とが一致することにより、前記瞬時値(x1,y1),(x2,y2),(x3,y3)より、前記軌跡の円の中心として直流成分検出値Va,Vbを演算する直流成分検出部と、前記直流成分検出値Va,Vbを保持する直流成分保持部と、前記瞬時値(x1,y1),(x2,y2),(x3,y3)のそれぞれに対して、前記円の半径を表わす二乗和R1=x12+y12,R2=x22+y22,R3=x32+y32を求め、当該二乗和R1,R2,R3の相互の差が所定値以上の場合には前記直流成分保持部に対して保持信号を出力する振幅変動検出部と、前記直流成分保持部によって保持された直流成分検出値Va,Vbと前記2相信号との差信号により前記被検出体の位置を検出する位置検出部とを具備したことを特徴とする誤差補正機能付き位置検出装置。
IPC (2件):
G01D 5/245 102 ,  G01B 7/30 101
FI (2件):
G01D 5/245 102 D ,  G01B 7/30 101 A
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-136714
  • 特開平3-054416

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