特許
J-GLOBAL ID:200903032461985151

片頭ピストン型可変容量圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-262372
公開番号(公開出願番号):特開平6-117364
出願日: 1992年09月30日
公開日(公表日): 1994年04月26日
要約:
【要約】【目的】 構造が簡素で製造及び組付を容易に行うことができるとともに、回転軸の係合凹所と摺動子との摺動部の潤滑性を向上する。【構成】 回転軸6の後端面に凹所6aを形成して、該凹所6aに球体28を収容し、さらに前記球体28を回転軸6側へ押圧するコイルバネ29をシリンダブロック1の中心孔1cに収容する。前記シリンダブロック1には前記球体28を収容する収容室1dとシリンダボア1aとを連通路30により連通する。そして、回転軸6を支持するベアリング8の隙間g、収容室1d及び前記連通路30によりボア1aとクランク室5を連通する給気通路31を形成する。
請求項(抜粋):
ハウジング内に片頭ピストンを収容するための複数のシリンダボアを互いに平行に形成したシリンダブロックを設け、前記ハウジングの一方にクランク室を設けて回転軸を支持し、該回転軸には回転支持体を嵌合固定し、該回転支持体にはヒンジ機構を介して回転揺動斜板を前後方向への往復揺動可能に装着するとともに、前記回転軸の回転により前記回転揺動斜板を前後動させて前記片頭ピストンをシリンダボア内で往復動させ、吸入室から吸入した冷媒ガスをシリンダボア内で圧縮して吐出室へ吐出するようになし、さらに前記ピストンの背面に作用するクランク室圧力と前面に作用する吸入圧力との差圧によりピストンの往復動ストロークを変更して、回転揺動斜板の傾斜角を変更することにより、吐出容量を調整するようにした片頭ピストン型可変容量圧縮機において、前記回転軸の後端面に凹所を形成して、該凹所に摺動子を収容し、さらに前記摺動子を回転軸側へ押圧するコイルバネをシリンダブロック内に収容し、前記シリンダブロックには前記摺動子の収容室と高圧室とを連通路により連通して回転軸を支持するベアリングの隙間、収容室及び前記連通路により高圧室とクランク室を連通する給気通路を形成した片頭ピストン型可変容量圧縮機。

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