特許
J-GLOBAL ID:200903032465079651

光分岐ネットワークシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 宏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-364997
公開番号(公開出願番号):特開2003-169067
出願日: 2001年11月29日
公開日(公表日): 2003年06月13日
要約:
【要約】【課題】 パケット転送を安価に提供することが可能な光分岐ネットワークシステムを得ること。【解決手段】 親装置11および各子装置15a〜15nのPON送受信制御部130,156は、各子装置が使用するATMセルのあて先情報を各子装置毎に予め設定して親装置-子装置間のATM伝送に使用する。各子装置は、端末からのパケットをATMセルに変換してPON送受信制御手段に入力し、PON送受信制御手段からのATMセルをパケットに変換して端末に送る。親装置は、各子装置に設定されるATMセルのあて先情報と下り方向パケットのあて先情報との関連付け情報および上り方向パケットのあて先情報とATMスイッチ部112側へのATMセルのあて先情報との関連付け情報を記憶するVPI/IP変換部123と、これら関連付け情報を用いて、ATMセルとIPパケットとの変換にかかわるAAL処理を実行するAAL処理部122を備える。
請求項(抜粋):
1〜複数の端末が接続される複数の子装置が伝送媒体および伝送帯域を共用し、各子装置の使用帯域の割り当てを親装置が制御し、この制御により各子装置が親装置へのデータを固定長セルにより伝送するためのPON送受信制御手段を親装置および子装置が備え、親装置が固定長セルのスイッチングを行う固定長セルスイッチ部を有し、固定長セルに基づくデータ伝送を行う広域ネットワークに接続されている光分岐ネットワークシステムであって、前記親装置および各子装置の前記PON送受信制御手段は、各子装置が使用する固定長セルのあて先情報を各子装置毎に予め設定し、各子装置の前記PON送受信制御手段は、該設定した各あて先情報を親装置に伝送される固定長セルに付与するとともに、前記各子装置は、自らに所属する1〜複数の端末からのパケットを固定長セルに変換して当該子装置のPON送受信制御手段に入力するとともに、自らに設定された前記固定長セルのあて先情報に基づき当該子装置のPON送受信制御手段からの固定長セルから自宛て固定長セルのみを抽出し、該抽出した固定長セルをパケットに変換して自らに所属する1〜複数の端末に送るパケット/固定長セル変換手段を備え、前記親装置は、各子装置に設定される前記固定長セルのあて先情報と下り方向パケットのあて先情報とを関連付ける第1の関連付け情報と、上り方向パケットのあて先情報と前記固定長セルスイッチ部側への固定長セルのあて先情報とを関連付ける第2の関連付け情報とを記憶するヘッダ変換手段と、親装置のPON送受信制御手段側からの固定長セルからパケットを取り出し、取り出したパケットのあて先情報を前記第2の関連付け情報と照合することにより親装置のPON送受信制御手段側からの固定長セルのあて先情報を固定長セルスイッチ部側への固定長セルのあて先情報に変更することを含む固定長セル適合処理を実行して固定長セルを作成し該作成した固定長セルを固定長セルスイッチ部側に出力するとともに、固定長セルスイッチ部側からの固定長セルからパケットを取り出し、取り出したパケットのあて先情報を前記第1の関連付け情報と照合することにより固定長セルスイッチ部側からの固定長セルのあて先情報を前記取り出したパケットのあて先情報に対応する子装置に設定された固定長セルのあて先情報に変更することを含む固定長セル適合処理を実行して固定長セルを作成し該作成した固定長セルを前記親装置のPON送受信制御手段側に出力する固定長セル適合処理手段と、を備えることを特徴とする光分岐ネットワークシステム。
Fターム (4件):
5K033DA15 ,  5K033DB02 ,  5K033DB13 ,  5K033DB22

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