特許
J-GLOBAL ID:200903032468028594
接着性ポリオルガノシロキサン組成物
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
津国 肇
, 束田 幸四郎
, 齋藤 房幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-345682
公開番号(公開出願番号):特開2008-156441
出願日: 2006年12月22日
公開日(公表日): 2008年07月10日
要約:
【課題】室温でも硬化するとともに接着性を発現し、かつ硬化物の柔軟性に優れ、より高温での硬化でもクラック発生が抑制された、付加反応型の接着性ポリオルガノシロキサン組成物を提供する。【解決手段】ポリオルガノハイドロジェンシロキサンとして、ケイ素原子に結合した水素原子を、分子中に3個以上有するポリオルガノハイドロジェンシロキサンと、ケイ素原子に結合した水素原子を、分子鎖の両末端にのみ、それぞれ1個ずつ含み、かつ分子中に脂肪族不飽和炭素-炭素結合を有しないポリオルガノハイドロジェンシロキサンとを組み合わせて配合した、接着性ポリオルガノシロキサン組成物である。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
(A)分子中に2個以上のR1(式中、R1は、アルケニル基を表す)を含有し、23°Cにおける粘度が、1.0〜500Pa・sである直鎖状ポリオルガノシロキサン:100重量部;
(B)SiO4/2単位とR3SiO1/2単位、および場合によってはさらにR2SiO単位(式中、Rは、R1またはR2であり、R1は、前述のとおりであり、R2は、脂肪族不飽和炭素-炭素結合を有しない非置換または置換の1価の炭化水素基を表す)からなり、R中、1分子あたり少なくとも3個がR1である分岐状ポリオルガノシロキサン:1〜100重量部;
(C)下記(C1)および(C2)
〔ここで、(C1)は、ケイ素原子に結合した水素原子を、分子中に3個以上有するポリオルガノハイドロジェンシロキサンであり、
(C2)は、ケイ素原子に結合した水素原子を、分子鎖の両末端にのみ、それぞれ1個ずつ含み、かつ分子中に脂肪族不飽和炭素-炭素結合を有しない直鎖状ポリオルガノハイドロジェンシロキサンであり、
(C)中のケイ素原子に結合した水素原子のうち、(C2)中のケイ素原子に結合した水素原子が、20〜99モル%である〕:(C1)と(C2)の合計で、(A)および(B)に存在するアルケニル基1個に対するケイ素原子に結合した水素原子の数が0.2〜1.5になる量;
(D)白金族金属化合物:白金系金属原子を、(A)と(B)の合計量に対して0.1〜1,000重量ppm含有する量;ならびに
(E)下記(E1)〜(E3)の少なくとも2種
〔ここで、(E1)は、ケイ素原子に結合した水素原子と、ケイ素原子に結合した下記式(I):
IPC (5件):
C09J 183/04
, C09J 183/05
, C09J 11/04
, C09J 183/06
, C09J 183/07
FI (5件):
C09J183/04
, C09J183/05
, C09J11/04
, C09J183/06
, C09J183/07
Fターム (9件):
4J040EK031
, 4J040EK032
, 4J040EK041
, 4J040EK042
, 4J040EK051
, 4J040EK052
, 4J040EK081
, 4J040EK082
, 4J040KA14
引用特許:
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