特許
J-GLOBAL ID:200903032472851912

酸化物における残留塩素の減少

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川原田 一穂
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-530724
公開番号(公開出願番号):特表平11-503401
出願日: 1996年04月11日
公開日(公表日): 1999年03月26日
要約:
【要約】酸化鉄、特に鋼材酸洗から発生する塩酸廃液から生じた再生酸化鉄に存在する残留塩素を減少させるに際し、水和金属化合物により酸化鉄(特に黄色酸化鉄)を合成後に処理し、次いで混合物を水和金属化合物に含有される結晶水の少なくとも1部を放出させるのに充分な温度で加熱して、酸化鉄中に存在する残留塩素の除去を容易化させることによる酸化鉄中に存在する残留塩素の減少方法につき開示する。精製された再生酸化鉄は高級フェライトを作成するのに特に適する。
請求項(抜粋):
塩素含有の酸化鉄から塩素を除去するに際し:(a) 塩素含有の酸化鉄を結晶水を含有する水和金属化合物と混合し、前記水和金属化合物は50〜1400°Cの温度で分解して結晶水を放出し;(b) 混合物を水和金属化合物の分解温度より30°C低い温度から分解温度より1000°C高い温度に至る範囲の温度まで:(i) 水和金属化合物に含有される結晶水の少なくとも1部を放出するのに充分であり、かつ(ii) 前記塩素含有の酸化鉄における塩素含有量の10〜99.9重量%の減少を容易化させるのに充分である時間にわたり加熱することを特徴とする塩素含有の酸化鉄から塩素を除去する方法。
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (1件)

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