特許
J-GLOBAL ID:200903032475844305
顕微鏡標本の自動染色装置により複数種類の染色方法を並行して行う方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小山 欽造 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-290483
公開番号(公開出願番号):特開平7-140052
出願日: 1993年11月19日
公開日(公表日): 1995年06月02日
要約:
【要約】【目的】 顕微鏡標本の自動染色装置により複数種類の染色方法を並行して、しかも、事前に処理スケジュールを組む事なく簡易に、且つ一定水準以上の品質で行う。【構成】 複数の籠を、それぞれの染色方法の処理行程に従って順次、所定の液体に所定時間浸漬する事で、試料に染色処理を施す。2以上の籠に於いて、液体から引き上げる時機がバッティングする場合、引き上げが遅れる事に伴う悪影響の大きい方を優先して引き上げる事にする。この悪影響の大小は、現行程終了後、次の行程が開始されるまでの誤差時間の、現行程に於ける浸漬時間に占める割合である誤差比率の高低により、判断する。
請求項(抜粋):
染色すべき試料を貼着したスライドガラスを収納した籠の上端部に設けた把手に固定の係止部に対して係脱自在な吊下腕を基台の上方に、昇降及び水平方向の移動自在に設け、上記基台の上面にそれぞれ染色に使用する液体を貯溜した上方開口の多数の容器を載置すると共に、上記吊下腕と籠の把手との係脱、及び吊下腕の昇降と水平方向の移動とを制御する制御器を設けた顕微鏡標本の自動染色装置により、複数種類の染色方法を並行して行う方法であって、複数の籠を、それぞれの染色方法の処理順序に従って順次、所定の液体に所定時間浸漬する事で、これら複数の籠に収納されたスライドガラスに貼着した試料に染色処理を施し、且つ、2以上の籠に於いて当該液体から引き上げる時機が重複する場合には、これら2以上の籠の内、当該所定時間を越えて当該液体に浸漬したままとした際に、染色処理に於ける悪影響の大きい試料を貼着したスライドガラスを収納した籠から優先して当該液体から引き上げ、次の行程に進ませる、顕微鏡標本の自動染色装置により複数種類の染色方法を並行して行う方法。
IPC (2件):
前のページに戻る