特許
J-GLOBAL ID:200903032478270776

コイル部品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 欣一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-273202
公開番号(公開出願番号):特開平9-115733
出願日: 1995年10月20日
公開日(公表日): 1997年05月02日
要約:
【要約】【課題】 漏洩磁束が小さく且つインダクタンス値と直流電流を流してインピーダンス値が10%低下した時の直流電流値即ち許容電流値のばらつきが小さいと共に簡単な組み立て作業で製造することができるコイル部品を得る。【解決手段】 巻芯に巻線5が巻装され、上方フランジ61 の上面の周縁部にテーパー7が形成されたドラム型フェライト磁性コア1と、内壁の上端部に突起9を有するリング型フェライト磁性コア2とから成る。上下逆にしてリング型フェライト磁性コア2内にドラム型フェライト磁性コア1を挿入し、そのテーパー面7を前記磁性コア2のテーパー面8に当接すると、該磁性コア1の中心軸はリング型磁性コア2の中心軸と自動的に一致し、両磁性コア1と2の間隙は一様になる。この両磁性コア1、2はリード端子3を有する基台4に固定される。
請求項(抜粋):
ドラム型磁性コアとこれを囲繞するリング型磁性コアを備えるコイル部品において、ドラム型磁性コアの上方フランジの周縁部の全周に又は全周に亘って分散された少なくとも3箇所以上にテーパー面を形成し、リング型磁性コアの内壁の上端部の全周に又は全周に亘って分散された少なくとも3箇所以上に、下方側面又は上方側面がテーパー面になった突起を形成し、該リング型磁性コアの突起のテーパー面とドラム型磁性コアの上方フランジのテーパー面を当接させたことを特徴とするコイル部品。

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