特許
J-GLOBAL ID:200903032479993577
単チャンネル単希釈検出法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
真田 雄造 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-608174
公開番号(公開出願番号):特表2002-540426
出願日: 2000年03月31日
公開日(公表日): 2002年11月26日
要約:
【要約】本発明は、フローサイトメトリー、および各細胞により散乱して吸収される光の検出を利用する血液自動分析器の単チャンネルを使用して、全血の細胞成分を同定、分析および定量する単希釈法およびシステムを提供する。当該方法では、網状血小板を含めて網状赤血球の核酸を染色するための試薬溶液中の有機色素と試料中の白血球とを使用する。単チャンネル法は、人間および人間以外の哺乳動物からの血液試料について、白血球数を測定し、全血試料のパラメータを評価するのに特に有用である。当該方法を実施するための装置は、哺乳動物の全血試料に対する完全な血球分析を行う経済的で、簡素化され、省スペースのアナライザを提供する。
請求項(抜粋):
正常または異常な哺乳動物の血液試料における赤血球、白血球および血小板成分を同定および測定するとともに、前記血液試料成分の定性および定量パラメータを決定する単チャンネル単希釈法であって、 (a)単希釈で血液試料のアリコートと水性試薬組成物とを混合して反応混合物を形成し、前記試薬組成物は、試料中の血球を球状化するのに有効な量の球状化剤としての表面活性剤と、網状赤血球RNAおよび白血球核酸を染色するのに有効な量の色素化合物と、緩衝剤または緩衝液とを含み、赤血球は実質的に前記反応混合物中で溶解されていないこと、 (b)(a)の反応混合物を単チャンネル内のフローセルに、実質的に一細胞ずつ通過させ、各細胞により光が散乱して吸収され、前記散乱光を低角度間隔で光学的に検出して低光散乱強度測定値を生成し、高角度間隔で光学的に検出して高光散乱強度測定値を生成すること、 (c)単チャンネルにおいて、色素化合物の網状赤血球および白血球核酸、またはその成分への結合によって生じる入射放射線によって生成する吸収信号を検出すること、および (d)ステップ(b)および(c)の散乱および吸収信号を用いて、散乱-散乱光学信号、散乱-吸収光学信号、または散乱-散乱-吸収光学信号を検出することによって、試料の異なる血球および血小板成分を区別および測定することを含む方法。
IPC (6件):
G01N 33/48
, G01N 21/05
, G01N 21/64
, G01N 33/483
, G01N 33/49
, G01N 33/72
FI (9件):
G01N 33/48 M
, G01N 33/48 P
, G01N 21/05
, G01N 21/64 F
, G01N 33/483 C
, G01N 33/49 B
, G01N 33/49 K
, G01N 33/49 S
, G01N 33/72 A
Fターム (31件):
2G043AA03
, 2G043AA04
, 2G043BA16
, 2G043DA01
, 2G043DA02
, 2G043DA05
, 2G043EA01
, 2G043EA13
, 2G043EA14
, 2G043HA09
, 2G043JA02
, 2G045AA02
, 2G045AA06
, 2G045BB24
, 2G045BB42
, 2G045FA11
, 2G045GA01
, 2G045GA02
, 2G045GA03
, 2G045GA04
, 2G045GA05
, 2G045GA06
, 2G045GA07
, 2G045GA08
, 2G045GA09
, 2G045GC07
, 2G045GC11
, 2G057AA04
, 2G057AB01
, 2G057AC01
, 2G057BA05
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