特許
J-GLOBAL ID:200903032489246265

面発光素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-181068
公開番号(公開出願番号):特開平10-027945
出願日: 1996年07月11日
公開日(公表日): 1998年01月27日
要約:
【要約】【課題】動作温度範囲および製造マージンを拡大するために発光スペクトルのピーク波長が相互に異なる複数の量子井戸から成る発光層を備えた面発光素子において、所望の発光スペクトルを有する発光層を備えた面発光素子を得る。【解決手段】活性層18、22、26の相互の間隔d12、d23が何れも110(nm)程度とされて、その光学的長さが共振波長すなわち合成ピーク波長の1/2 波長程度とされていることから、その相互の間隔d12、d23が光共振器内における電子のコヒーレント長よりも十分に長くなって、量子井戸間の結合による新たな準位の形成が抑制される。そのため、各活性層18、22、26の発光スペクトルがそれぞれ本来の単層発光スペクトルに保たれることから、発光ダイオード10内で発生して光取出部48から射出される光のスペクトルすなわち利得スペクトルは、個々の活性層18、22、26の単層発光スペクトルが単純に重ね合わされて合成されたものとなる。
請求項(抜粋):
発光スペクトルのピーク波長が相互に異なる複数の量子井戸から成る発光層と、該発光層を挟んで設けられて該発光層で発生した光を反射させる光共振器を構成する一対の反射層とを含む複数の半導体層が積層されて成り、該発光層で発生した光を該複数の半導体層の表面から取り出す形式の面発光素子であって、前記複数の量子井戸が、前記光共振器中における電子のコヒーレント長よりも長い所定間隔を相互に隔てて設けられていることを特徴とする面発光素子。
IPC (2件):
H01S 3/18 ,  H01L 33/00
FI (2件):
H01S 3/18 ,  H01L 33/00 A
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 面発光半導体レーザ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-005123   出願人:コニカ株式会社
  • 特開平2-302085
  • 特開昭59-000978
審査官引用 (3件)
  • 面発光半導体レーザ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-005123   出願人:コニカ株式会社
  • 特開平2-302085
  • 特開昭59-000978

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