特許
J-GLOBAL ID:200903032500569241

モータ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 和田 成則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-055332
公開番号(公開出願番号):特開平5-260778
出願日: 1992年03月13日
公開日(公表日): 1993年10月08日
要約:
【要約】【目的】 モータ制御装置において、製品出荷時の煩わしい調整作業を必要とせず、またオフセットを減少させるための高価な部品を使用することも無く、温度変化にも強いアナログ回路のオフセット補正する。【構成】 本装置の電源投入時にCPU2のAポートから電源投入信号“HIGH”が出力され、スイッチ回路5はONし、アナログ電圧入力端子Tとアンプ1の間のラインを接地し、アナログ指令電圧を0[V] に設定する。CPU2はアンプ回路1を介して入力する値をオフセット量として記憶し、記憶修了時にBポートから記憶終了信号“HIGH”を出力する。するとAND回路5bの出力は“LOW ”となり、スイッチ回路5aがOFFし、アナログ指令電圧はそのままアンプ1を介してCPU2に入力し、CPU2ではその指令値からメモリに記憶しておいたオフセット量を減算した値に基づきモータ6の制御を行う。
請求項(抜粋):
速度指令用のアナログ電圧が印加されるアナログ電圧入力端子と、本装置のオフセット量を記憶するオフセット量記憶手段と、上記アナログ電圧入力端子を介した入力値から上記オフセット量記憶手段に記憶されたオフセット量を減算した値に基づきモータの回転速度を制御する速度制御手段と、を備えたモータ制御装置において、本装置の電源投入時に電源投入信号を出力する電源投入信号出力手段と、上記オフセット量記憶手段へのオフセット量の記憶が終了した際に記憶終了信号を出力する記憶終了信号出力手段と、上記電源投入信号出力手段から電源投入信号が出力された場合に、上記アナログ電圧入力端子を接地状態に設定する一方、上記記憶終了信号出力手段から記憶終了信号が出力された場合には上記アナログ電圧入力端子を非接地状態に設定するスイッチ手段と、上記スイッチ手段によって上記アナログ電圧入力端子が非接地状態にある場合に、上記アナログ電圧入力端子を介して上記速度制御手段に入力する入力値をオフセット量として上記オフセット量記憶手段に書込む書込み手段と、を具備することを特徴とするモータ制御装置。

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