特許
J-GLOBAL ID:200903032506800212

廃イオン交換樹脂の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-078377
公開番号(公開出願番号):特開平5-215897
出願日: 1991年03月19日
公開日(公表日): 1993年08月27日
要約:
【要約】【目的】 廃イオン交換樹脂の熱分解によって生じた残渣と硫黄酸化物を吸収した洗浄液とを同時に固化し、かつエトリンガイト生成による膨張やひびわれを防止し、安定で強度の高い固化体を得ることである。【構成】 残渣を矢印J、Kのようにドラム22内へと送る。一方、ガスをアフタバーナ11内で燃焼させ、燃焼排ガスを煙道スプレ13内で冷却し、洗浄塔16内で洗浄する。この洗浄の際、燃焼排ガス中の少なくとも硫黄酸化物を洗浄液中に吸収する。混合タンク17内で、洗浄液にバリウム化合物を添加し、難溶性の硫酸バリウムを生成して沈澱24を生成させる。沈澱24と溶液部分23とをドラム22内に供給する。この際、溶液部分23から水分を蒸発させてもよい。矢印Iのようにセメントを供給し、残渣及び沈澱24等を同時にセメント固化する。
請求項(抜粋):
廃イオン交換樹脂を熱分解炉内で熱分解し、この熱分解によって生じたガスを燃焼させ、これにより生じた燃焼排ガスのうち少なくとも硫黄酸化物を洗浄液中に吸収し、次いでこの洗浄液中に化学当量以上のバリウム化合物を添加して沈澱を生じさせた後、少なくともこの沈澱を前記熱分解によって生じた残渣と混合してセメントによって固化する、廃イオン交換樹脂の処理方法。
IPC (3件):
G21F 9/30 571 ,  G21F 9/30 ,  G21F 9/10
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭59-133498
  • 特開昭59-107300

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