特許
J-GLOBAL ID:200903032508729493

溶接金属管の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-503011
公開番号(公開出願番号):特表平9-501105
出願日: 1994年06月15日
公開日(公表日): 1997年02月04日
要約:
【要約】金属コーティング(56)を有する溶接金属管(20c)を製造する本発明の方法はストリップ(20)を溶接前に亜鉛メッキすることを含む。次いで、ストリップ(20)はオープン・シーム管(20b)へと成形され、さらには不活性雰囲気中において溶接される。この際、継目(17)は管の下側部分に位置している。そして、幾つかの手段を使用することにより、金属コーティング(56)は下方へ向けて継目(71)上へ流動され、同継目(71)を被覆する。1つの実施例において、ストリップ(20)はアーチ状(20a)に子備成形され、かつ亜鉛メッキされる。この場合、亜鉛コーティング(56)の厚みはストリップの側縁(48)に向かって増加する。この結果、コーティング(56)は溶接後に継目(71)上を流動する。管(20c)を溶接後に再加熱でき、同再加熱は不活性雰囲気を含有するエンクロージャ(78)内において実施されることが好ましい。エンクロージャは溶接装置(62)を含む。別の実施例において、不活性ガスは継目(71)付近において管(20c)の内面及び外面に沿って案内される。不活性ガスは継目(71)を被覆すべく溶融金属を下方へ向けて継目(71)上へ流動させる。別の実施例において、ストリップ(20)の側縁(48)には同側縁(48)に向かって延びるインデンション、即ち溝(188)が形成される。溝(188)は溶融金属を下方へ向けて継目(71)上へと案内する。
請求項(抜粋):
金属コーティングを有する溶接金属管を、連続的に移動する比較的平坦な金属ストリップから以下の順序で製造する方法であって、 a)前記金属ストリップの少なくとも一方の面に金属コーティングを加える工程と、前記コーティングが亜鉛、アルミニウム及びこれらの合金からなるグループから選択されることと、 b)前記ストリップを互いに対向し、隣接し、かつ離間する複数の側縁を有する管状ストリップに形成する工程と、 c)溶接継目を有する管を形成すべく前記ストリップの互いに隣接する複数の側縁を加熱し、かつ一体的に互いに溶接し、さらには前記継目を管の下側部分へ配置する工程と、 d)前記管の少なくとも下側部分を前記金属コーティングの溶融温度まで再加熱し、これにより同金属コーティングが継目上を下方へ向けて流動し、同継目を被覆する工程とを含む方法。
IPC (6件):
B21C 37/08 ,  B23K 13/00 ,  C21D 9/08 ,  C21D 9/50 101 ,  C23C 2/28 ,  C23C 2/38
FI (6件):
B21C 37/08 A ,  B23K 13/00 A ,  C21D 9/08 F ,  C21D 9/50 101 A ,  C23C 2/28 ,  C23C 2/38

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