特許
J-GLOBAL ID:200903032513957569

車両制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-233923
公開番号(公開出願番号):特開平6-081697
出願日: 1992年09月01日
公開日(公表日): 1994年03月22日
要約:
【要約】【目的】この発明は、特に急減速時にエンジンブレーキ作用によって発生する車両ショックが防止され、円滑な減速制御が行われてドライバビリティが効果的に改善されるようにした車両制御装置を提供することを目的とする。【構成】アクセルペダルが急激に戻し操作され、アクセル開度APが急激に低下する状態で、アクセル戻り速度DLTAPがKDLTAPを越えることで急減速と判定する。この状態で減速度スロットル制御許可フラグXDECを設定するもので、この状態ではロックアップクラッチLCは締結状態に保持される。フラグXDECが設定された状態では、スロットル開度TAをアクセル操作量とは独立して、アクセルより遅い速度で操作するようにしているもので、これにより内燃機関回転速度Ne がハンチングすることなく滑らかに減少され、車両にエンジンブレーキの作用によるショックが発生されないようにする。
請求項(抜粋):
内燃機関の動力を車輪に伝達するオートマチックトランスミッションと、アクセルペダルの解放時に、その戻り速度を計測するアクセル戻り速度計測手段と、前記アクセル戻り速度が所定値以上であることが検知された状態で減速制御状態を設定する減速制御設定手段と、前記計測されたアクセル戻り速度に対応して、前記アクセルペダルの操作とは独立してスロットル弁を時間遅れを設定して閉じ操作し、前記内燃機関のトルクの急激な変化を緩和させる減速時トルク制御手段と、前記減速制御設定状態でフューエルカット状態が設定され、前記内燃機関の回転速度が所定の設定回転速度に低下した燃料復帰回転速度で前記フューエルカットを復帰させるフューエルカット制御手段と、このフューエルカット制御手段で設定される減速時フューエルカット領域では前記オートマチックトランスミッションのロックアップクラッチを締結状態に設定し、前記内燃機関の回転速度が燃料復帰回転速度まで低下したときに同期して前記ロックアップクラッチを開放するロックアップ制御手段と、を具備したことを特徴とする車両制御装置。
IPC (2件):
F02D 41/10 330 ,  B60K 41/02
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭57-062941

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