特許
J-GLOBAL ID:200903032515044234

内燃機関用ピストンの製造方法およびその製造装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八田 幹雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-110931
公開番号(公開出願番号):特開平9-295173
出願日: 1996年05月01日
公開日(公表日): 1997年11月18日
要約:
【要約】【課題】 ピストンリング溝を形成する際に金属による肉盛り層を形成する工程を有するピストンの製造方法において、ピストン母材と肉盛りした金属との界面に発生するマイクロクラックを減少させ、ピストンの強度をより向上することのできる内燃機関用ピストンの製造方法およびその製造装置を提供する。【解決手段】 ピストン母材50を回転させながらピストン母材50に形成されている溝に金属粉末を投入して、レーザビーム10によりこの金属粉末を溶融して肉盛り層55を得る工程において、ピストン母材50を保持する治具1にヒータ3により暖めたシリコンオイル2を循環させて、ピストン母材50を加温することで、溶融した金属の冷却速度を122°C以下とすることを特徴とする内燃機関用ピストンの製造方法およびその製造装置。
請求項(抜粋):
ピストン母材の外周面に沿って設けられた溝に金属粉末を投入しながら、該ピストン母材を回転させ、該金属粉末投入部分にレーザービームを照射して該金属粉末を溶融し、該溝部分に金属の肉盛り層を形成する工程を有する内燃機関用ピストンの製造方法において、前記工程中、前記レーザービームの照射によって溶融した金属粉末が冷える際の冷却速度が122°C/sec以下となるように前記ピストン母材を加温することを特徴とする内燃機関用ピストンの製造方法。
IPC (6件):
B23K 26/00 310 ,  B23K 26/00 ,  B23K 15/00 505 ,  F02F 3/00 ,  F02F 3/10 ,  F16J 9/00
FI (7件):
B23K 26/00 310 N ,  B23K 26/00 310 B ,  B23K 15/00 505 ,  F02F 3/00 G ,  F02F 3/00 B ,  F02F 3/10 B ,  F16J 9/00 A

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