特許
J-GLOBAL ID:200903032518030889

大断面トンネルの構築方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 良徳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-095729
公開番号(公開出願番号):特開平9-279978
出願日: 1996年04月17日
公開日(公表日): 1997年10月28日
要約:
【要約】【課題】 施工を円滑に行って工期の短縮化と低コスト化を図ることのできる大断面トンネルの構築方法を提供することを課題とする。【解決手段】 複数の矩形シールドトンネル13を周方向に隣接させて構築することによってトンネル構造体11を構築した後、内方の地山G2を掘削することによって大断面トンネル10を構築する構成とした。そして、トンネル構造体11を構築するに際しては、まず、矩形シールドトンネル13を先行構築した後、先行構築した矩形シールドトンネル13の裏込充填材17を掘削することによって、後行構築する矩形シールドトンネル13の一部を先行構築した矩形シールドトンネル13に重合させる構成とした。
請求項(抜粋):
複数の断面視矩形のシールドトンネルを周方向に隣接させて構築することにより、大断面トンネルの覆工体となるトンネル構造体を構築した後、前記トンネル構造体の内方の地山を掘削してここに空間を形成することによって大断面を有したトンネルを構築する構成とし、前記トンネル構造体を構築するに際しては、まず、断面視矩形のシールド掘削機で地山に孔を掘削し、該孔内にセグメントを断面視矩形に組み上げ、周囲地山と該セグメントとの空隙に裏込充填材を充填することによって一のシールドトンネルを先行構築し、この後に先行構築した前記一のシールドトンネルに隣接させて他のシールドトンネルを後行構築するときに、前記一のシールドトンネルに隣接する地山とともに、先行構築した前記シールドトンネルの前記裏込充填材をシールド掘削機で掘削した後、ここにセグメントを断面視矩形に組み上げ、周囲地山および前記先行構築したシールドトンネルと前記セグメントとの間に裏込充填材を充填することによって、後行構築する前記他のシールドトンネルの一部を先行構築した前記一のシールドトンネルに重合させることを特徴とする大断面トンネルの構築方法。
IPC (2件):
E21D 9/00 ,  E21D 13/00
FI (2件):
E21D 9/00 ,  E21D 13/00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特公平7-068858
  • 特公平7-068858

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