特許
J-GLOBAL ID:200903032522215362

クラツド鋼板の溶接方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-005912
公開番号(公開出願番号):特開平5-008044
出願日: 1991年01月22日
公開日(公表日): 1993年01月19日
要約:
【要約】【目的】 クラッド鋼板の溶接の際の浸炭層や金属間化合物の生成を防いで溶接部の強度の安定化を図る。【構成】 クラッド鋼板1,1の溶接において、母材2,2同士の溶接部3とクラッド材4,4同士の溶接部10との間にセラミックス系無機質の被覆層12を介在させる。この被覆層12は溶接部3,10の一面に直接形成したり、あるいは被覆層12を形成した薄板13を設置することによって介装される。【効果】 母材とクラッド材とが互いに溶け合って脆い浸炭層や金属間化合物が生成されることを防ぐことができる。これにより、溶接部の強度が不安定となるのを避けることができ、またクラッド鋼板の溶接に要する時間と労力が軽減され、高性能の機器材料を安価に供給することが可能となる。
請求項(抜粋):
母材の一方の面にクラッド材が配設されて成るクラッド鋼板の溶接方法において、まず、前記母材もしくはクラッド材のうちの一方を溶接し、次いで、この母材もしくはクラッド材のうちの一方の溶接開先部の、前記母材もしくはクラッド材のうちの他方側の面にセラミックス系無機質の被覆層を形成し、しかる後、前記母材もしくはクラッド材のうちの他方を溶接することを特徴とするクラッド鋼板の溶接方法。
IPC (2件):
B23K 9/23 ,  B23K 9/00 501
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平1-273678
  • 特開平4-161686
  • 特開平3-018475

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