特許
J-GLOBAL ID:200903032527883355
スピンフリ-スシ-トを連続的に製造するための装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
田代 烝治 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-131304
公開番号(公開出願番号):特開平10-096155
出願日: 1997年05月21日
公開日(公表日): 1998年04月14日
要約:
【要約】【課題】 熱可塑性プラスチックから成る空気力学的に引き延ばされたフラメントからスピンフリ-スシ-トを連続的に製造するための装置を提供することである。【解決手段】 スクリ-ンベルト10上のディフュ-ザ-7内で、周囲空気の静的圧力とわずかしか相違しない、流れ出る吸い込み空気の静的圧力が調整されるようにして、周囲空気流入スリット8のスリット幅および吸い込み送風機14の吸い込み配管が調整される。周囲空気流入スリット8を経て周囲空気と混合された吸い込み空気は、ディフュ-ザ-7内で、フィラメント1の束の形成を回避する遅延を起こさせる。
請求項(抜粋):
処理シャフトと、プロセス空気用の吹き込み送風機を備えた吹き込み装置と、下方引き出し管路を備えたフィラメント用の伸長装置と、ディフュ-ザ-を備えたフィラメント用の送り出し装置と、下方引き出し管路およびディフュ-ザ-との間の周囲空気流入スリットと、連続的に回転しながら同一形状で導かれるスクリ-ンベルトを備えたスクリ-ン機械と、スクリ-ンベルトの搬送方向においてディフュ-ザ-の前にある第一の押し当てロ-ル対と、スクリ-ンベルトの搬送方向においてディフュ-ザ-の後にある第二の押し当てロ-ル対と、スクリ-ンベルトの下の下部押し当てロ-ルの間にある吸い込みシャフトを備えた吸い込み送風機とを具備し、プロセス空気が、伸長装置から送り出し装置内に流入し、且つスピンフリ-スが、スクリ-ンベルト上に載せられる、熱可塑性プラスチックから成る空気力学的に引き延ばされたフィラメントから、スピンフリ-スシ-トを連続的に製造するための装置であって、送り出し装置から伸長装置を機能的に分離する目的のために、次の特徴、すなわち1.1)吹き込み送風機および吸い込み送風機が、互いに独立に操作可能または制御可能であること、1.2)下方引き出し管路が、スリット幅に関連して、伸長装置から送り出し装置を空気力学的に隔離する制動空気シャフトとして形成されていること、1.3)周囲空気流入スリットが、スリット幅に関して調整可能であること、なる特徴が実現されており、その場合に、製品に左右される運転事情に応じて装置の弾力性を整える目的のために、スクリ-ンベルト上のディフュ-ザ-内で、周囲空気の静的圧力とわずかしか相違していない、流れ出る吸い込み空気の静的圧力が調整され、且つディフュ-ザ-内で、周囲空気流入スリットを介して周囲空気と混合された吸い込み空気が、フィラメントの束の形成を回避する遅延を生ずるように、周囲空気流入スリットのスリット幅および吸い込み送風機の吸い込み配管が調整されることを特徴とする装置。
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