特許
J-GLOBAL ID:200903032529835684

オレフィンメタセシス重合反応の可使時間の延長方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平木 祐輔 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-521364
公開番号(公開出願番号):特表2000-504359
出願日: 1996年12月03日
公開日(公表日): 2000年04月11日
要約:
【要約】本出願は、開環メタセシス重合(ROMP)反応を含むオレフィンメタセシス反応の速度を触媒し、制御するための組成物および方法を記載するものであり、前記組成物は、式(I)で表されるルテニウムまたはオスミウムカルベン錯体およびゲル化調節添加剤を含有する。式中、MはOsまたはRuであり得るものであり、RおよびR1 は同一でも異なってもよく、水素、またはC2 〜C20アルケニル、C2 〜C20アルキニル、C1 〜C20アルキル、アリール、C1 〜C20カルボキシレート、C1 〜C20アルコキシ、C2 〜C20アルケニルオキシ、C2 〜C20アルキニルオキシ、アリールオキシ、C2 〜C20アルコキシカルボニル、C1 〜C20アルキルチオ、C1 〜C20アルキルスルホニルおよびC1 〜C20アルキルスルフィニルを含む置換基であり得るものであり、XおよびX1 は同一でも異なってもよく、アニオン性配位子であり得るものであり、そしてLおよびL1 は同一でも異なってもよく、中性電子供与体であり得るものである。ゲル化調節添加剤は、ホスフィン、スルホン化ホスフィン、ホスファイト、ホスフィナイト(phosphinite)、ホスホナイト(phosphonite)、アルシン、スチビン、エーテル、アミン、アミド、スルホキシド、カルボキシル、ニトロシル、ピリジンもしくはチオエーテルを含む中性電子供与体または中性ルイス塩基であり得るものであり、またはトリアルキルホスフィンもしくはトリアリールホスフィンであり得るものである。
請求項(抜粋):
(a)+2の酸化状態にあり、電子数16であり、且つ5配位であるルテニ ウムまたはオスミウム金属中心を含むルテニウムまたはオスミウムカ ルベン錯体触媒、および (b)電子供与体またはルイス塩基 を含む組成物。
IPC (2件):
C08G 61/08 ,  B01J 31/22
FI (2件):
C08G 61/08 ,  B01J 31/22 M

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