特許
J-GLOBAL ID:200903032531017433

熱交換機用流体ヘッダー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹沢 荘一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-355393
公開番号(公開出願番号):特開平10-185484
出願日: 1997年12月24日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】【課題】 ヘッダーを構成する2つの部材をろう付けすることにより、固定する前の2つの部材の位置時的なリベット締結作業を省略する。【解決手段】 自動車の空調装置のための凝縮器は、2部材からなる流体ヘッダーを有し、この2部材は、上方の成形部材(2)と下方の成形部材(3)とから成り、これらの部材は、それぞれのマージン領域(4)(5)を介して、一体部材となるように組み立てられる。これら2つの部材のマージン領域は、ろう付け前に、これらの部材を一体的に保持するようスナップ嵌合される。
請求項(抜粋):
ヘッダーが、長手方向に延びるチューブ状壁(1)と、該チューブ状壁内に流れる流体を収容するための空間を構成する少なくとも2つのターミナル壁とを備え、チューブ状壁(1)が全体に湾曲されたガッター状となるように板金のストリップから形成された2つの成形部材(2)(3)を備え、ガッターの凹部が互いに対向し、前記部材のうちの一方の部材(2)が、2つのマージン領域(4)が前記空間の全長にわたって、他方の部材(3)の2つのマージン領域(5)と、それぞれシールされた状態で接触し、前記部材の一方の部材が、前記空間と連通する流体用チューブが嵌合される、長手方向の開口部を有する熱交換機、特に自動車の空調装置における凝縮器のための流体ヘッダーにおいて、チューブ状壁の全長にわたって、前記マージン領域の高さにおいて、少なくとも第1のゾーン(6)内にて成形部材のうちの第1の部材(2)のマージン領域(4)の外側面が、前記マージン領域(4)の自由エッジ(7)に向かって広がり、前記外側面(9)が、第2の成形部材(3)のマージン領域(5)の内側面(10)と協働し、第2の成形部材(3)のマージン領域(5)が、それらの自由エッジ(8)に向かって狭くなり、これによって、2つの部材を、互いにグリップした関係に維持するようになっていることを特徴とする熱交換機用流体ヘッダー。
IPC (3件):
F28F 9/02 301 ,  B60H 1/32 613 ,  B60H 1/32
FI (3件):
F28F 9/02 301 A ,  B60H 1/32 613 C ,  B60H 1/32 613 E

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