特許
J-GLOBAL ID:200903032536187345
受動型地下構造探査装置
発明者:
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
吉澤 桑一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-146041
公開番号(公開出願番号):特開平10-319128
出願日: 1997年05月21日
公開日(公表日): 1998年12月04日
要約:
【要約】【課題】 地球固有の振動を測定解析することにより地下構造を探査する装置を構成する。【解決手段】 装置は振動検出装置1の複数台と解析装置とから成り、振動検出装置1は特定の観測位置に対して複数台配置される。各振動検出装置検出部2は海洋の波動、風等の自然現象に起因する地球固有の振動(1Hz或いはそれ以下)を検出し、検出したデータはA/D変換されたのち、クロックから出力される正確な時間データが重畳されて記憶手段9に記憶される。解析に当たっては、解析装置は各振動検出装置1ら出力される振動データを、重畳された時間データを用いて時間軸を統一させて波形分析し、この振動検出装置1の配置されている位置の下部の地下構造を解析する。このようにして観測地点毎に振動データを解析し、各観測地点毎の解析デーテを総合的に解析することにより所定の区域の地下構造を推定する。
請求項(抜粋):
地球が有する固有の低周波振動を検出し、かつこの低周波振動を解析することにより地下構造を探査する装置であって、複数の振動検出装置と、各振動検出装置が検出した振動データを解析する解析装置とから成り、振動検出装置は振動を直接検出する検出部と、この検出部の検出データが入力される本体部とを有し、本体部には自己の配置位置を検出する位置決め手段が設けられ、解析装置には振動検出装置から出力された振動データを解析して地下構造を推定する手段を有していることを特徴とする受動型地下構造探査装置。
引用特許:
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