特許
J-GLOBAL ID:200903032540446797
エンジンの水冷装置
発明者:
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
北谷 寿一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-027519
公開番号(公開出願番号):特開平6-221155
出願日: 1993年01月22日
公開日(公表日): 1994年08月09日
要約:
【要約】【目的】 エンジン低温始動時の青白煙排出時間を短縮するとともに、冷却水温のハンチングによる焼付きを防止し、ウォータポンプの吸引抵抗を減少させる。【構成】 エンジン1のウォータポンプ5のポンプ入口室5aを、バイパス路7でサーモスタット3のスタットハウジング6に、第2のサーモスタット9でラジエータ4の冷却水出口室4aに、それぞれ連通させる。 第2のサーモスタット9を、第2のバイパス路11でラジエータ4の冷却水入口室4bに連通させる。サーモスタット3のラジエータ4との連通を開閉するサーモ弁8の作動設定温度Tsを、エンジン1の青白煙排出停止温度T1の数度上に設定する。 第2のサーモスタット9のウォータポンプ5との連通を開閉する第2のサーモ弁12、及び第2のバイパス路11との連通を閉開するバイパス弁13の作動設定温度Thを、エンジン1の最適運転温度T0の数度下に設定する。
請求項(抜粋):
エンジン(1)のウォータジャケット(2)の出口部(2a)を、サーモスタット(3)・ラジエータ(4)及びウォータポンプ(5)を順に経て、そのウオータジャケット(2)の入口部(2b)に連通させ、上記サーモスタット(3)を内装したスタットハウジング(6)と、前記ウォータポンプ(5)のポンプ入口室(5a)とをバイパス路(7)を介して連通させ、上記サーモスタット(3)と前記ラジエータ(4)との連通を開閉するサーモ弁(8)を、そのサーモスタット(3)に開閉制御可能に付設して構成したエンジンの水冷装置において、前記ラジエータ(4)の冷却水出口室(4a)を、第2のサーモスタット(9)を介して前記ウォータポンプ(5)のポンプ入口室(5a)に連通し、上記第2のサーモスタット(9)を内装した第2のスタットハウジング(10)を、第2のバイパス路(11)を介して前記ラジエータ(4)の冷却水入口室(4b)に連通し、前記ウォータポンプ(5)と上記第2のサーモスタット(9)との連通を開閉する第2のサーモ弁(12)、及びその第2のサーモスタット(9)と上記第2のバイパス路(11)との連通を開閉するバイパス弁(13)を、上記第2のサーモスタット(9)に付設し、上記第2のサーモ弁(12)の開閉作動と上記バイパス弁(13)の閉開作動とを連動させて開閉制御可能に構成し、前記サーモスタット(3)のサーモ弁(8)の作動設定温度(Ts)を、エンジン(1)の青白煙排出停止温度(T1)の数度上に設定し、前記第2のサーモスタット(9)の第2のサーモ弁(12)及びバイパス弁(13)の作動設定温度(Th)を、エンジン(1)の最適運転温度(T0)の数度下に設定したことを特徴とするエンジンの水冷装置。
前のページに戻る