特許
J-GLOBAL ID:200903032542597261

油圧シリンダの保護装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-129379
公開番号(公開出願番号):特開平8-296611
出願日: 1995年04月26日
公開日(公表日): 1996年11月12日
要約:
【要約】【目的】 従来技術の一実施例保護構造では、シリンダチューブにガイド用支持部材を溶接している。したがって保護装置をそなえていない組立完成した油圧シリンダに対して上記保護構造を実施しようとしても、溶接時の熱影響歪によって油圧シリンダのシール性を悪化させてしまうので、実施不能で具合いが悪かった。この問題点を解決する。【構成】 本発明の油圧シリンダの保護装置では、ロッド出没側のシリンダヘッドフランジの前面部に、フランジ体とガイド部を一体形に形成したガイド部材を取付けた。そしてそのガイド部材の取付手段としては、ガイド部材とシリンダヘッドフランジを共通のボルトで、シリンダチューブに締付固定した。また、上記フランジ体の中央部にわたって油圧シリンダのロッドを通過できる切欠き開口部を形成した。
請求項(抜粋):
油圧シリンダのシリンダチューブ外周部にガイド部材を固定して取付け、また油圧シリンダのロッド先端部付近にカバー板の前端部を取付け、また上記ガイド部材の左右のガイド端面部を係合できるガイド折曲げ部をカバー板に形成し、上記ガイド折曲げ部の内側にガイド部材を位置せしめ、油圧シリンダの伸縮作動時に上記ガイド部材とカバー板の相対する対面が摺動することによって、シリンダチューブから突出するロッド部分を保護するようにした油圧シリンダの保護装置において、シリンダチューブにおけるロッド出没側のシリンダヘッドフランジの全面部にガイド部材を取付けたことを特徴とする油圧シリンダの保護装置。

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