特許
J-GLOBAL ID:200903032549880910
容器内放射性廃棄物識別方法及び装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高崎 芳紘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-125637
公開番号(公開出願番号):特開平10-319192
出願日: 1997年05月15日
公開日(公表日): 1998年12月04日
要約:
【要約】【課題】 放射性廃棄物処理ドラム缶に収納された廃棄物のうちアルミニウムまたは鉛と、他の鉄等の廃棄物とを無開放で識別し、ドラム缶の開缶、廃棄物の分別等の作業を減らし作業員の被曝を低減する。【解決手段】 アルミニウム、鉛、鉄のテストピースについてX線管電圧をパラメータとしてX線透視撮影したときのディジタル画像階調値より複数方向からX線透視して得られた管電圧・階調値関数とを比較し、アルミニウム、鉄、鉛を識別する。【効果】 放射性廃棄物容器内の識別が容易にできるので、取り除きたい物質が大量にあるか否か判定でき、放射性廃棄物容器をそのまま保管するか、開放し、所定の物質のみ取り出すか、あるいは放射性廃棄物容器をそのまま溶融処理するか判定が可能となり、放射性廃棄物容器の開放、内容物の分別作業工数が減り、作業員の被曝が低減できるという効果がある。
請求項(抜粋):
複数のテスト部材につき、材質名、管電圧をパラメータとする複数のX線透視画像基準階調値又はその関数を求めておき、被測定対象となる放射性廃棄物収納容器に対して管電圧を変更してX線を照射して収納廃棄物のX線透視画像階調値又はその関数を検出し、この検出階調値又はその関数と上記複数の基準階調値又はその関数とを比較することで収納廃棄物の材質及び又は形状及び又は収納状態を識別するものとした識別方法。
IPC (4件):
G21F 9/36 511
, G21F 9/36 ZAB
, G01N 23/04
, G01N 23/10
FI (4件):
G21F 9/36 511 P
, G21F 9/36 ZAB
, G01N 23/04
, G01N 23/10
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