特許
J-GLOBAL ID:200903032556001140

演算装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鳥居 洋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-202452
公開番号(公開出願番号):特開平5-027948
出願日: 1991年07月17日
公開日(公表日): 1993年02月05日
要約:
【要約】【目的】 この発明は、セルサイズを大幅に広げることなく、より高速な演算装置を提供することを目的とする。【構成】 この発明は、演算装置の乗算部で生成された部分積を加算するとき、乗算アレイからの出力を受けて最終の部分積の加算を行なう加算回路において、生成された部分積のうちLSPと、MSPの加算を並列に行なう。MSPの加算回路は複数のアダーセクションに分割され、各アダーセクションで最下位の符号ビットの1つ下の桁に予めLSPからのキャリーの有無と丸めによる桁上げの有無に応じて、”0”、”1”、”2”を加算する3通りの加算を同時に行なう。LSPからのキャリーと丸めによる桁上げの有無が決まった時点で3通りのMSPの加算結果のうち1つを選択する。
請求項(抜粋):
演算装置の乗算部で生成された部分積を加算するとき、乗算アレイからの出力を受けて最終の部分積の加算を行なう加算回路において、生成された部分積のうち最下位ビットの1つの下の桁未満(以下、LSPという。)と、1つ下の桁以上(以下、MSPという。)の加算を並列に行なう演算装置であって、MSPの加算を複数のアダーセクションに分割し、各アダーセクションでMSPについては最下位の符号ビットの1つ下の桁に予めLSPからのキャリーの有無と丸めによる桁上げの有無に応じて、”0”、”1”、”2”を加算する3通りの加算を同時に行なうと共に、LSPからのキャリーと丸めによる桁上げの有無が決まった時点で3通りのMSPの加算結果のうち1つを選択することを特徴とする演算装置。

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