特許
J-GLOBAL ID:200903032559684109

レーザーイメージャー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 保立 浩一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-340626
公開番号(公開出願番号):特開2003-140271
出願日: 2001年11月06日
公開日(公表日): 2003年05月14日
要約:
【要約】【課題】 フィルム毎の濃淡のばらつきを抑えた優れた性能のレーザーイメージャーを提供する。【解決手段】 露光部2でレーザー光が走査されながら照射されることでフィルム1が露光され、現像部3で現像されて潜像が可視化された後、フィルム排出部5に排出される。基準照度で露光されたフィルム1のパッチ121の現像後の濃度が、現像部3とフィルム排出部5との間の搬送路上で濃度測定器7により測定され、測定結果に従って現像部3のヒートローラ31の回転速度が制御手段8によりフィードバック制御される。パッチ121の濃度と基準濃度の差が演算手段84により算出され、濃度差が所定の範囲外であると判断手段85が判断した場合、前回の露光-現像の際のデータに従ってフィードバック制御が行われる。パッチ121は、イメージの可視化が行われる主領域11外のボーダー領域12に設けられている。濃度測定器7は、パッチ121内の複数の点の濃度の測定して平均値を算出する。
請求項(抜粋):
感光層が表面に形成されたフィルム上にレーザー光を照射して露光する露光部と、露光後のフィルムを現像して潜像を可視化する現像部と、未露光のフィルムを収容したフィルム収容部と、現像後のフィルムが排出されるフィルム排出部と、フィルム収容部、露光部、現像部、フィルム排出部の順にフィルムを搬送する搬送系とから成るレーザーイメージャーであって、露光部は、照射するレーザー光を発振するレーザー発振器と、レーザー光をフィルム上で走査させる走査手段と、フィルム上で走査されるレーザー光の照度を可視化すべきイメージのデータに従って変更する照度変更手段とを備えており、現像部とフィルム排出部との間の搬送路上には、基準となる照度で露光されたフィルムの所定箇所の現像後の濃度を測定する濃度測定器が設けられているとともに、濃度測定器の測定結果に従って、前記露光部における露光又は前記現像部における現像をフィードバック制御する制御手段とが設けられており、さらに、濃度測定器が測定した濃度と所定の基準濃度との差を算出する演算手段と、演算手段が算出した濃度の差が所定の範囲内であるかどうかを判断する判断手段とが設けられており、前記制御手段は、濃度の差が所定の範囲外であると判断手段が判断した場合、その測定結果以外のデータに従って前記フィードバック制御を行うものであることを特徴とするレーザーイメージャー。
Fターム (9件):
2H106AA47 ,  2H106AA76 ,  2H106AB04 ,  2H106AB45 ,  2H106AB53 ,  2H106BA11 ,  2H106BA47 ,  2H106BA52 ,  2H106BH00

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