特許
J-GLOBAL ID:200903032563497127

フューエルタンクの燃料蒸気処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西脇 民雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-279045
公開番号(公開出願番号):特開平8-226356
出願日: 1995年10月26日
公開日(公表日): 1996年09月03日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 配設位置に制約を受けず、長いエバポ配管を必要とせず、給油口付近に大きなスペースを確保する必要もないフューエルタンクの燃料蒸気処理装置を提供する。【解決手段】 チェックバルブ34は、第1エバポチューブ35でタンク本体に、第2エバポチューブ37でキャニスターに連通し、エバポ側ダイヤフラム42を設けて、大気圧室43と変圧室44とに画成し、大気圧室を大気に開放し、変圧室を連通チューブ40でフィラーチューブに接続し、両エバポチューブを変圧室に臨ませて、両エバポチューブの開口部をダイヤフラムにて開閉自在に設定し、ダイヤフラムには、変圧室の圧力が作用し、エバポ側スプリング48で両開口部を閉成する方向に付勢する一方、給油時の燃料蒸気を、燃料液面が所定位置に達するまでタンク本体内から排出すると共に、燃料液面が所定位置に達するとタンク本体内からのガス抜きを遮断する。
請求項(抜粋):
フューエルタンクがタンク本体と、該タンク本体に接続されて燃料を給油するフィラーチューブとを有し、該タンク本体内の燃料蒸気をキャニスターに導く燃料蒸気処理装置において、チェックバルブが、第1エバポチューブを介してタンク本体に、第2エバポチューブを介してキャニスターに、連通チューブを介してフィラーチューブにそれぞれ接続され、前記チェックバルブは、ダイヤフラムが配設されることにより、大気圧室と変圧室とに画成され、前記大気圧室は大気に開放され、前記変圧室は前記連通チューブを介して前記フィラーチューブに接続され、更に、前記第1,第2エバポチューブが前記変圧室に臨まされて、第1エバポチューブの第1開口部及びこの第1開口部より開口面積の大きい第2エバポチューブの第2開口部が前記ダイヤフラムにて開閉自在に設定されると共に、該ダイヤフラムには、前記変圧室の圧力が作用するように設定され、更に、該ダイヤフラムは、付勢手段により、前記両開口部を閉成する方向に付勢される一方、給油時の燃料蒸気を、燃料液面が所定位置に達するまでタンク本体内から排出すると共に、燃料液面が所定位置に達するとタンク本体内からのガス抜きを遮断するようにしたガス抜き手段を備えたことを特徴とするフューエルタンクの燃料蒸気処理装置。
IPC (5件):
F02M 37/00 301 ,  F02M 37/00 ,  F02M 37/00 311 ,  B60K 15/01 ,  B60K 15/077
FI (5件):
F02M 37/00 301 G ,  F02M 37/00 301 M ,  F02M 37/00 311 K ,  B60K 15/02 C ,  B60K 15/02 L

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