特許
J-GLOBAL ID:200903032563927490

自動変速機のロックアップ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 明夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-345910
公開番号(公開出願番号):特開平5-180327
出願日: 1991年12月27日
公開日(公表日): 1993年07月20日
要約:
【要約】【目的】流体伝動装置のロックアップ制御の円滑化,時間短縮を図り、クラッチ摩耗が生じても良好な応答性を保ちショック低減を図る。【構成】ロックアップの締結制御は、制御信号値Dを、下限値から締結始点又はその直前a点の第1の所定値Dt1までステップ状に立ち上げ、その後b点の第2の所定値(完全締結点T1より大きく完全締結上限値pより小さい)Dt2まで徐々に増やし、b点からpまでステップ状に立ち上げる。解除制御の場合は、pからc点の第2の所定値Dt2 ́までステップ状に立ち下げ、c点から完全開放点dの第1の所定値Dt1 ́まで徐々に制御信号を減らし、d点から下限値までステップ状に立ち下げる。完全締結点T1,開放始点K1がT2,K2に移動すると、制御の勾配ラインをその制御値の変化分だけシフトさせる学習を行う。
請求項(抜粋):
ポンプ羽根車,タービン羽根車を有する流体伝動装置と、該流体伝動装置の駆動側と被動側との締結及びその解除機能を有するロックアップ機構と、前記ロックアップ機構のクラッチ要素(ロックアップクラッチ)の締結及び解除を締結力を制御しつつ実行するロックアップ制御手段とを備えた自動変速機において、前記ロックアップ制御手段には、その締結の制御パターンとして、制御信号の下限値から締結始点又はその直前のa点に要する第1の所定値までは制御信号をステップ状に立上げ、第1の所定値からb点(b点は被動側と駆動側との回転速度比が1となる完全締結状態を得るに必要な締結力よりも大きく、完全締結の上限値より小さい)に要する第2の所定値までは徐々に増大させ、第2の所定値から締結力が最大となる制御信号の上限値に至るまでは該制御信号をステップ状に急増させるパターンを実行する機能と、その解除の制御パターンとして、制御信号の上限値から下限値に至るまで前記締結制御パターンと逆の制御信号減少パターンを実行する機能とを設けたことを特徴とする自動変速機のロックアップ制御装置。
IPC (2件):
F16H 61/14 ,  F16H 59:46

前のページに戻る