特許
J-GLOBAL ID:200903032569544623

非均一素子の相互結合および任意の格子方向によるアレイアンテナの自己フェイズドアップ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-114915
公開番号(公開出願番号):特開平10-068751
出願日: 1997年05月02日
公開日(公表日): 1998年03月10日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、外部測定手段を使用せずに簡単な方法で間隔を隔ててインターリーブされた複数の格子に配置されている放射素子のアレイアンテナのフェイズドアップを行うことを目的とする。【解決手段】 インターリーブされた第1の格子1,3,5 中のただ1つの素子1 から測定信号を送信し、インターリーブされた第2の格子2,4 の隣接した素子でこの送信測定信号を受信して第2の格子の素子2,4 間の位相および利得差を計算し、第1の格子の他の素子3,5 からの測定信号を逐次送信して前記ステップを反復し、次に第2の格子の素子2,4 で送信された信号を受信して位相および利得差を計算し、計算された位相および利得差を使用して第1の組の補正係数を計算し、素子の残りの各格子に対して前記ステップを反復し、アレイに対する素子の相互結合係数の比率を決定してフェイズドアップに使用することを特徴とする。
請求項(抜粋):
アレイアンテナを構成し、複数の間隔を隔てられインターリーブされた格子に配置されている放射素子のフェイズドアップを行う方法において、(i)同時に第1のインターリーブされた格子の単一の素子から測定信号を送信し、第2のインターリーブされた格子の1以上の隣接した素子で送信測定信号を受信し、第1の格子の単一の素子からの送信結果として第2のインターリーブされた格子の素子間の位相および利得差を計算し、(ii)前記第1の格子の他の素子からの測定信号を逐次送信するためにステップ(i)を反復し、第2の格子の素子で送信された信号を受信し、結果的な位相および利得差を計算し、ステップ(i)と(ii)からの計算された位相および利得差を使用し、それによって第1の組の補正係数を計算し、この係数は第2の格子の対応素子に適用されるときこれらの素子が同一の位相および利得応答を示すことを許容し、フェイズドアップされた第2の格子を与え、(iii )素子の残りの各格子に対して、複数のインターリーブされフェイズドアップされた格子を与えるためにステップ(i)と(ii)を反復し、(iv)アレイに対する素子の相互結合係数の1組の比率を決定し、(v)複数のインターリーブされた格子を同じ位相にするため前記アレイを構成する素子への必要な調節を決定するために素子の相互結合係数の1組の比率を使用するステップを有し、ここで、前記アレイのフェイズドアップは所定の時間にただ1つの素子のみを通って信号を送信することを特徴とする方法。
IPC (2件):
G01R 29/10 ,  H01Q 3/26
FI (2件):
G01R 29/10 D ,  H01Q 3/26 Z

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