特許
J-GLOBAL ID:200903032569949003

エンジン用始動装置の水抜き構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-053188
公開番号(公開出願番号):特開平10-252621
出願日: 1997年03月07日
公開日(公表日): 1998年09月22日
要約:
【要約】【課題】 スタータの水抜き構造を低廉化容易な簡単な構造とする。【解決手段】 スタータ1のピニオンハウジング17のスタータ取付状態において最下部になる部分に軸線に沿う排水溝51を形成し、遊星歯車式の減速機2の内歯リングギア15を形成されたトッププレート12の一部により形成した突状壁52を、排水を遮らない程度に排水溝51の底面に向けて突設して設ける。この突状壁52により排水溝51の断面の一部が遮蔽されており、走行時にはね上げられたり洗車時に飛び散る水が外部から排水溝51を介してピニオンハウジング17内に侵入しようとすることを阻止することができる。【効果】 別個の部品を取り付けることなく、排水溝に対する外部からの浸水を好適に防止するラビリンス構造を形成することができ、簡単な構造によりスタータを低廉化し得る。
請求項(抜粋):
モータの出力をピニオンギアに伝達するための遊星歯車装置と、前記ピニオンギアをエンジンのリングギアに噛み合わせる向きに変位させるためのシフト機構とを有するエンジン用始動装置であって、前記シフト機構を受容するシフト室内へ浸入した水を排出するべく、前記シフト室を形成するシフト室ケーシングの組立状態おける最下部にて外部に連通する水抜き溝を当該シフト室ケーシングの軸線に沿って設けると共に、前記遊星歯車装置の内歯リングギアを形成されたリングギア部材の一部を前記水抜き溝内に排水可能な隙間を残して突入させたことを特徴とするエンジン用始動装置の水抜き構造。
FI (2件):
F02N 11/00 T ,  F02N 11/00 H

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