特許
J-GLOBAL ID:200903032582067974
面ファスナー用雌係合部材とその製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
野口 武男 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-210357
公開番号(公開出願番号):特開平11-046811
出願日: 1997年08月05日
公開日(公表日): 1999年02月23日
要約:
【要約】【課題】この種の係合素子としては画期的な形態を有するととともに、その係合力及び剥離力が容易に設定でき、しかも簡単な工程をもって保守管理が容易で連続製造が可能で生産性が高い面ファスナー用係合部材の製造方法と同係合部材を提供する。【解決手段】平板状基材(11)の表面に多数のパイル状係合素子(14)を有してなる面ファスナー用係合部材(10)の前記パイル状係合素子(12)が、コア糸(13)の周囲に巻き付けられたフィラメント糸(14)により形成される。そのため、簡単な操作で連続製造が可能となる。そして、同フィラメント(14)の1回の巻付長が前記コア糸(13)の外周長より長く、且つ前記パイル状係合素子が前記平板状基材(11)の表面に固着されたときの前記コア糸(13)の周面と前記フィラメント糸(14)の内径面との最大部分の間隔Dが0.1mm≦D≦5mmであるように設定されるため、様々な大きさのパイルが任意に且つ容易に製造でき、適用分野の拡大につながる。
請求項(抜粋):
平板状基材(11)の表面に多数のパイル状係合素子(14)を有してなり、相手方の面ファスナー用雄係合部材と面接合する面ファスナー用雌係合部材(10)であって、前記パイル状係合素子(12)はコア糸(13)の周囲に巻き付けられたフィラメント糸(14)から構成されてなり、同フィラメント(14)の1回の巻付長が前記コア糸(13)の外周長より長く、且つ前記パイル状係合素子が前記平板状基材(11)の表面に固着されたときの前記コア糸(13)の周面と前記フィラメント糸(14)の内径面との最大部分の間隔Dが0.1mm≦D≦5mmにある、ことを特徴とする面ファスナー用雌係合部材。
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