特許
J-GLOBAL ID:200903032586300371

乗り物搭載用吸収式冷凍機とその液循環方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 箕浦 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-169976
公開番号(公開出願番号):特開平5-340637
出願日: 1992年06月05日
公開日(公表日): 1993年12月21日
要約:
【要約】【構成】 蒸発器(2)内に冷媒液の付着構造物(16)を設け、この付着構造物を通過した冷却冷媒液(3)を一時貯蔵する冷媒用バッファタンク(20)を蒸発器の下方に設け、該バッファタンク内の冷却冷媒を冷熱源として直接利用した後再び蒸発器内にスプレーする経路を設け、さらに上記吸収器(6)の下方に冷媒蒸気を吸収した稀吸収液(8)を一時貯蔵する吸収液用バッファタンク(21)を設け、該バッファタンク内の稀吸収液を冷却(12)して吸収器内の冷却チューブ(13)に送り冷媒蒸気を吸収して温度が上昇した吸収液と熱交換させた後上記再生器(9)で得られた高温の濃吸収液と熱交換(14)させ、しかる後再生器に送る経路を設け、並びにこのように熱交換された濃吸収液を冷却(15)して吸収器内にスプレーする経路を設けた乗り物搭載用吸収式冷凍機。【効果】 蒸発器内に冷媒液体が、吸収器内に稀吸収液が溜らないので、乗り物の移動による揺れに対しても運転効率の低下を防止できる。
請求項(抜粋):
冷媒をスプレーして一部を蒸発させ、その蒸気を吸収器に導く経路を有する蒸発器と、吸収液をスプレーして上記冷媒蒸気を吸収させる吸収器と、該冷媒蒸気を吸収した稀吸収液を加熱することにより冷媒蒸気と濃吸収液に分離する再生器と、再生器で得られた冷媒蒸気を凝縮させて蒸発器へ送る凝縮器とを有し、さらに再生器で得られた高温の濃吸収液を吸収器で得られた稀吸収液と熱交換して吸収器に送る経路を備えてなる吸収式冷凍機において、蒸発器内に冷媒液の付着構造物を設け、この付着構造物を通過した冷却冷媒を一時貯蔵する冷媒用バッファタンクを蒸発器の下方に設け、該バッファタンク内の冷却冷媒を冷熱源として直接利用した後再び蒸発器内にスプレーする経路を設け、さらに上記吸収器の下方に冷媒蒸気を吸収した稀吸収液を一時貯蔵する吸収液用バッファタンクを設け、該バッファタンク内の稀吸収液を冷却して吸収器内の冷却チューブに送り、冷媒蒸気を吸収して温度が上昇した吸収液と熱交換させた後上記再生器で得られた高温の濃吸収液と熱交換させ、しかる後再生器に送る経路を設け、並びにこのように熱交換された濃吸収液を冷却して吸収器内にスプレーする経路を設けたことを特徴とする乗り物搭載用吸収式冷凍機。
IPC (3件):
F25B 15/00 ,  F25B 15/00 301 ,  B60H 1/32 102

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