特許
J-GLOBAL ID:200903032588726147
シャッタ扉閉鎖速度制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
萩野 平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-158373
公開番号(公開出願番号):特開平10-008862
出願日: 1996年06月19日
公開日(公表日): 1998年01月13日
要約:
【要約】【課題】 シャッタ扉を巻上げる際にはビスカスカップリングの減衰力が巻取りドラムに作用しないようにして、シャッタ扉巻上げ用モータの負荷を軽減させる。【解決手段】 シャッタ扉を巻き上げる際には、巻取りドラム30とビスカスカップリング60とが一方向クラッチ機構70の作用により切り離される。これにより、巻取りドラム30にはビスカスカップリング60が発生させる減衰力が作用しないので、シャッタ扉を巻き上げる駆動モータ50の負荷を軽減させることができる。これに対して、シャッタ扉を巻解いて建物の開口を閉鎖する際には、巻取りドラム30とビスカスカップリング60とが一方向クラッチ機構70の作用により回転方向に係合し、一体に回転させられる。これにより、巻取りドラム30にはビスカスカップリング60が発生させる減衰力が作用するので、シャッタ扉の閉鎖速度を所定の範囲内に制御することができる。
請求項(抜粋):
建物に固定された第1の伝達部材と、この第1の伝達部材に対して相対回転可能に係合し、かつ前記第1の伝達部材と共に環状の作動室を形成する第2の伝達部材と、前記作動室内に配設されて前記第1の伝達部材と回転方向に係合する複数の薄板円環状の固定プレートと、これらの固定プレートと交互に配設されて前記第2の伝達部材と回転方向に係合する複数の薄板円環状の回転プレートと、前記作動室内に封入された高粘性流体と、前記建物の開口を閉塞するシャッタ扉が巻装された巻取りドラムとを備えたシャッタ扉閉鎖速度制御装置であって、前記巻取りドラムが前記シャッタ扉を巻上げる方向に回転駆動される際には、該巻取りドラムと前記第2の伝達部材とを係合させて一体的に回転させ、前記巻取りドラムが前記シャッタ扉を巻解いて降下させる方向に回転駆動される際には、該巻取りドラムと前記第2の伝達部材との係合を解除する一方向クラッチ機構を備えたことを特徴とするシャッタ扉閉鎖速度制御装置。
IPC (3件):
E06B 9/80
, F16D 35/00
, F16D 47/06
FI (4件):
E06B 9/204 B
, F16D 47/06 D
, F16D 35/00 601 A
, F16D 35/00 601 Z
引用特許:
審査官引用 (1件)
-
シャッタの駆動装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-296379
出願人:栃木富士産業株式会社
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