特許
J-GLOBAL ID:200903032592030807

隣接区分学習機能付きガス遮断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-059878
公開番号(公開出願番号):特開平6-272856
出願日: 1993年03月19日
公開日(公表日): 1994年09月27日
要約:
【要約】【目的】 季節の移り変わりにともない給湯器等の消費量区分が遷移し誤遮断が発生するのでこれを防止する。【構成】 流量測定手段3からの信号を演算部6で演算し、演算結果から消費量区分を区分判定部7aで判定し、継続使用時間判定部9aでガス器具の継続使用時間と予め設定された継続使用許容時間を比較し、もし条件を逸脱していれば、遮断手段4によりガスを遮断する。さらに、領域判定部15でガス流量の消費量区分における位置を判定し、その位置に基づいて隣接区分継続使用許容時間変更部16で隣接区分の学習を行う。
請求項(抜粋):
ガス供給ライン中に設けられたガスメーターの通過ガス量に応じて信号を発生する流量測定手段と、前記流量測定手段からの信号で前記ガスメーター通過ガス量の単位時間あたりの発熱量を演算する演算部、前記発熱量が予め複数に分割して得たガス発熱量区分のいずれに属するかを判定する区分判定部、前記区分判定部により判定した区分に対応して予め継続して使用可能な許容時間を設定する初期継続使用許容時間設定部、前記演算部で演算した発熱量のガスが流れ始めてからの継続使用時間と継続許容使用時間とを比較し、前者が後者を上回ったときに遮断信号を出力する継続使用時間判定部、所定期間をカウントするタイマー、前記タイマーを起動する起動信号印加手段、前記タイマー作動中の各発熱量区分の各継続使用時間の最大値を記憶する使用状態記憶部、前記使用状態記憶部の情報に応じて前記継続使用時間判定部での許容時間を変更する継続使用許容時間変更部、前記演算部で演算した前記発熱量が前記区分判定部で判定した区分のどの領域に存在するかを判定する領域判定部、前記領域判定部で前記発熱量が所定領域内に存在するとき前記区分判定部により判定した前記発熱量区分に隣接する発熱量区分の継続使用許容時間を変更する隣接区分継続使用許容時間変更部よりなる制御部と、前記制御部からの遮断信号に応じてガス通路を遮断する遮断手段とを備えた隣接区分学習機能付きガス遮断装置。

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