特許
J-GLOBAL ID:200903032593759193

蓄冷槽付真空冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大多和 明敏 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-300902
公開番号(公開出願番号):特開平5-137499
出願日: 1991年11月16日
公開日(公表日): 1993年06月01日
要約:
【要約】【目的】熱効率のよい、野菜の真空冷却装置を提供する。【構成】野菜を真空冷却する真空槽1を真空にする真空ポンプ8、野菜から蒸発する水蒸気を凝縮するコ-ルドトラップ2、コ-ルドトラップを循環するブラインを冷却するブライン冷却器4、ブライン冷却器を循環する冷媒の圧縮機3及び凝縮器5を主要構成とし、前記ブライン冷却器4とコ-ルドトラップ2間に蓄冷槽6が設けられている野菜真空冷却装置において、野菜真空冷却停止時に冷却器より蓄冷槽にシャーペットブラインを導入して細氷が順次蓄積するようにし、野菜冷却時にこの蓄積されたシャーペットブラインを利用する装置。【効果】設備の簡略化、熱効率の向上により消費電力の節約がなされる。
請求項(抜粋):
野菜を真空冷却する真空槽1を真空にする真空ポンプ8、野菜から蒸発する水蒸気を凝縮するコ-ルドトラップ2、コ-ルドトラップを循環するブラインを冷却するブライン冷却器4、ブライン冷却器を循環する冷媒の圧縮機3及び凝縮器5を主要構成とし、前記ブライン冷却器4とコ-ルドトラップ2間に蓄冷槽6が設けられている野菜真空冷却装置において、該ブライン冷却器4は特殊構造のスーパーチラより成り、ブライン水溶液を高速にて冷却シリンダー内を循環して過冷却し、溶液中に3次元的に氷の粒子を析出し、ブラインと氷の混在するシャーペットを生成し、三方弁14aの切り換えにより該コ-ルドトラップ2からの温められたブラインおよびブライン冷却器4からの冷却ブラインとが蓄冷槽6に導入されるように構成されており、野菜真空冷却時には凝縮器5からの冷媒が膨張弁15を経てブライン冷却器4に流れると共に、蓄冷槽6のブラインがブライン循環ポンプ11によりブライン冷却器4に導入され-5°C〜-3°C程度に冷却され含有水分の約60%が氷結した氷粒子の混在するシャーペットブラインとなり、ついでコ-ルドトラップ2に入り、野菜水蒸気と熱交換して水蒸気を凝縮し、温められて蓄冷槽6へ流れ、該蓄冷槽で蓄積氷の融解潜熱により約0°Cになるように配管され、また野菜真空冷却停止時には、ブライン三方弁14aを切り換えて、冷却器4より該含有水分の約60%が氷結した氷粒子の混在するシャーペットブラインを蓄冷槽6に導入し、細氷を順次上記により蓄積し蓄冷するように配管されていることを特徴とする、蓄冷槽付真空冷却装置。
IPC (3件):
A23B 7/04 ,  F25D 7/00 ,  F25D 17/02 304
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭61-086553
  • 特開平1-266455
  • 特開昭59-093134

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