特許
J-GLOBAL ID:200903032597227536

ダイカスト機による鋳造方法及びダイカスト機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田代 烝治 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-331224
公開番号(公開出願番号):特開平10-166129
出願日: 1996年12月11日
公開日(公表日): 1998年06月23日
要約:
【要約】【課題】製品品質の向上を図ることができるとともに安全性の高いダイカスト鋳造機による鋳造方法及びダイカスト機を提供する。【解決手段】ダイカスト機による鋳造方法において、プランジャチップ23を前進させた前進位置Tで、スリーブ13内に潤滑剤を塗布するものである。潤滑剤塗布後にプランジャチップ23を後退させて、待機位置Rに戻し、次の射出工程に備える際に、スリーブ13内の余剰の潤滑剤を掻き取ることができ、余剰の潤滑剤が金型内に入り込むことがないので、製品品質の向上を図ることができる。更に、スリーブ内に給湯する際に、スリーブ内には余分な潤滑剤が残留していないので、給湯による熱風等がスリーブ内から吹き返すことなく、作業の安全性が確保できる。
請求項(抜粋):
ダイカスト機のスリーブ内に注湯する注湯工程と、スリーブ内のプランジャチップを前進させて湯を金型内に射出する射出工程と、型開きして製品を取り出す型開き工程と、スリーブ内に潤滑剤を塗布するスリーブ内潤滑剤塗布工程とを備えたダイカスト機による鋳造方法において、前記スリーブ内潤滑剤塗布工程は、プランジャチップを前進させた状態で、スリーブ内に潤滑剤を塗布することを特徴とするダイカスト機による鋳造方法。

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