特許
J-GLOBAL ID:200903032603665206
リブ付きアルミニウム製品の製造法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中島 三千雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-097203
公開番号(公開出願番号):特開平10-286682
出願日: 1997年04月15日
公開日(公表日): 1998年10月27日
要約:
【要約】【課題】 摩擦攪拌接合手法を利用して、接合部の欠陥がなく且つ強度に優れたT字継手構造のリブ付きアルミニウム製品を製造する方法の提供。【解決手段】 リブ付きアルミニウム製品の製造に際して、リブ14の、板状部12aに接合せしめられる側の脚部14aを、該板状部の板面に対して30度〜80度の角度を為すように傾斜した末広がり形状に構成すると共に、該リブの末広がり形状の脚部の先端部の幅:L、該末広がり形状の脚部の先端部とピン18との間の間隔:W、前記リブへのピン突入深さ:h、及び前記板状部の板厚:tが、次の関係式:0.1mm≦W≦2.0mmW≦0.25L0.1mm≦h≦2tを満足するようにして、摩擦攪拌接合を行なうことからなる。
請求項(抜粋):
アルミニウム材料の板状部の板面上に、該板面に沿って一方向に延びるアルミニウム製のリブを立設、配置せしめる一方、かかるリブの配置部位に対応する該板状部の裏面側部位に対して、ロッド状の回転治具の先端に同心的に設けたピンを、該回転治具と共に回転させつつ、前記リブに達するように差し込み、相対的に移動させることにより、それらリブと板状部とを摩擦攪拌接合せしめて、該板状部の板面上に該リブが立設して接合されてなる構造のリブ付きアルミニウム製品を製造するに際して、前記リブの前記板状部に接合せしめられる側の脚部を、該板状部の板面に対して30度〜80度の角度を為すように傾斜した末広がり形状に構成すると共に、該リブの末広がり形状の脚部の先端部の幅:L、該末広がり形状の脚部の先端部と前記ピンとの間の間隔:W、前記リブへのピン突入深さ:h、及び前記板状部の板厚:tが、次の関係式:0.1mm≦W≦2.0mmW≦0.25L0.1mm≦h≦2tを満足するようにして、前記摩擦攪拌接合を行なうことを特徴とするリブ付きアルミニウム製品の製造法。
IPC (2件):
引用文献:
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