特許
J-GLOBAL ID:200903032603946604

人工関節、特に人工股関節

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-536614
公開番号(公開出願番号):特表2000-508212
出願日: 1997年03月06日
公開日(公表日): 2000年07月04日
要約:
【要約】本発明は、球状ベアリング内のベアリングソケット(1)及びジョイントボール(2)にPROTASUL 21 WFのような、類似した耐摩耗性の金属材料を微少溶着や過剰摩耗を生じさせることなく使用することを可能にする構成を有する人工股関節に関する。更に頑丈性、形状の安定性、柔軟性といった他の性質もこの関節の機能性の面で活用されうる。類似した材料で構成された部品同士の微少溶着は、ベアリング面A,Bの平均半径Rm,rmの適切な関係、及び、許容形状偏差(12,13)及び、ベアリング面の許容範囲内の粗さによって防止されている。
請求項(抜粋):
中心Msを備えた凹球面Aを有するベアリングシェル(1)と、人工股関節シャフト(27)の大腿骨骨頭方向に延びる中心軸Dに対して点対称に配置され、中心Mkを備えた凸球面Bを有するジョイントボール(2)から構成される人工関節、特に人工股関節において、該ベアリングシェル(1)とジョイントヘッド(2)が、耐摩耗性の金属材料で構成され、該凹球面Aの平均半径Rm、凸球面Bの平均半径rmとの差Rm-rmが35μm140°の範囲で±2μm未満となり、該凹球面Aの粗さを示す値RaがRa<0.08μm、かつ該凸球面Bの粗さを示す値RaがRa<0.08μmを満たす条件の下で、ジョイントボール(2)が、該凸球面Bからの距離よりも中心Mkまでの距離が短いセットバック面Cにより、凸球面Bの外側へと連続することを特徴とする人工関節。
IPC (3件):
A61F 2/32 ,  A61F 2/34 ,  A61F 2/36
FI (3件):
A61F 2/32 ,  A61F 2/34 ,  A61F 2/36
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 低摩耗性ボールカップ人工関節
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平9-517500   出願人:ライトメディカルテクノロジーインコーポレーテッド
  • 特開平1-281860
  • 特開平2-198757
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審査官引用 (10件)
  • 低摩耗性ボールカップ人工関節
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平9-517500   出願人:ライトメディカルテクノロジーインコーポレーテッド
  • 特開平1-281860
  • 特開昭54-161192
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