特許
J-GLOBAL ID:200903032604230947

溝付き駆動ベルトを製造する方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-094348
公開番号(公開出願番号):特開平5-345370
出願日: 1991年04月24日
公開日(公表日): 1993年12月27日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 極めて迅速でかつ正確な方法にて環状要素に溝を形成することを可能にする溝付き駆動ベルトの製造方法及装置を提供する。【構成】 偏平な矩形断面を有する加硫処理したゴムから成る可撓性の環状要素2が2つの支持ローラ4、5の周囲に取り付けられ、該ローラ回転させて環状要素2をその長手方向伸長部に向けて動かす。一組の刃物13が環状要素2内に横方向に進入し、一連の長手方向切欠きを形成し、該切欠きが所定の深さ、及び環状要素自体の作用面2aの垂直線に対する傾斜角度に従って環状要素2の断面内にて平行に伸長する。第2の組の刃物14が第1の一連の切欠きに対して傾斜し、かつ第1の一連の切欠きに接続しかつ環状要素2に一連の長手方向溝を形成し得るようにした長手方向に相互に平行な第2の一連の切欠きを形成する。
請求項(抜粋):
溝付き駆動ベルトを製造する方法にして、偏平な矩形の断面を有し、かつ可撓性環状要素の伸長部の大寸法側部の少なくとも1つによって画成された作用面(2a)から所定の距離だけ前記断面の大寸法側部に対して平行に伸長する少なくとも1つの繊維補強層(3)を備える、エラストマー加硫材料から成る可撓性の環状要素(2)を製造する段階と、可撓性の環状要素を少なくとも1つの支持ローラ(4)に取り付ける段階と、前記少なくとも1つの支持ローラ(4)を駆動して回転させることにより可撓性の環状要素(2)をその長手方向伸長方向へ均一に動かす段階と、可撓性の環状要素(2)からエラストマー材料を除去することによって前記作用面(2a)上に多数の長手方向溝(12)を形成する段階と、を備えた前記製造方法において、前記エラストマー材料を除去する段階が、作用面(12a)の法線に対して傾斜するよう、かつ繊維補強層(3)及び作用面(2a)間の離間寸法よりも浅い深さとなるよう、環状要素(2)の断面にて相互に同一距離だけ離間されかつ相互に平行に伸長する一連の長手方向切欠き(13a)を前記作用面(2a)上に形成する段階と、相互に同一距離だけ離間し、環状要素(2)の断面内を平行に伸長しかつ第1の一連の切欠き(13a)の各1つと夫々結合され、これにより可撓性の環状要素(2)に前記長手方向溝(12)が形成されるよう、上記作用面(2a)上に形成した第2の一連の長手方向切欠き(14a)を形成する段階とを備えることを特徴とする製造方法。
IPC (5件):
B29D 29/10 ,  B29K 21:00 ,  B29K105:08 ,  B29K105:24 ,  B29L 29:00

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