特許
J-GLOBAL ID:200903032613434270

デジタル無線通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西野 卓嗣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-272924
公開番号(公開出願番号):特開平6-125368
出願日: 1992年10月12日
公開日(公表日): 1994年05月06日
要約:
【要約】【目的】 回路規模を小さくするとともに搬送波発振部出力の電力損失を軽減すること。【構成】 送信時、IQベクトル生成部1からのI信号は第1双方向性ミキサ25で搬送波により変調され、Q信号は第2双方向性ミキサ28で搬送波を90°移相させた信号で変調され、両者は合成分配器29で合成されて直交変調出力となり送信される。受信時、合成分配器29で分配された受信信号は第1及び第2双方向性ミキサ25、28で復調されてI、Q信号となり、両信号はIQベクトル再生部23で受信データに変換される。
請求項(抜粋):
送信データに基づいて複数のベクトルを生成するベクトル生成部と、前記複数のベクトルから受信データを再生するベクトル再生部と、所定周波数の搬送波を発生する搬送波発振部と、この搬送波発振部出力を90°移相する移相器と前記搬送波発振部出力が供給される第1双方向性ミキサと、前記移相器出力が供給される第2双方向性ミキサと、前記ベクトル生成部の第1出力端子若しくは前記ベクトル再生部の第1入力端子を前記第1双方向性ミキサに選択的に接続する第1スイッチと、前記ベクトル生成部の第2出力端子若しくは前記ベクトル再生部の第2入力端子を前記第2双方向性ミキサに選択的に接続する第2スイッチと、前記第1双方向性ミキサ及び前記第2双方向性ミキサとが接続された合成分配器とを備え、送信時は、前記第1及び第2スイッチを介して前記ベクトル生成部から供給される複数のベクトルをそれぞれ前記第1及び第2双方向性ミキサで変調した出力を前記合成分配器で合成すると共に、受信時は、前記合成分配器で分配された複数の変調出力をそれぞれ前記第1及び第2双方向性ミキサで復調した後、前記第1及び第2スイッチを介して前記ベクトル再生部に供給し受信データを再生することを特徴とするデジタル無線通信装置。

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