特許
J-GLOBAL ID:200903032618637985

電子楽器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-133661
公開番号(公開出願番号):特開平6-348265
出願日: 1993年06月03日
公開日(公表日): 1994年12月22日
要約:
【要約】【目的】 2以上の強さのタッチの波形同士を所定割合で合成することによってそれらのタッチ以外の楽音波形を形成する音源方式において、より実際の楽器音に近い音や、深みのある音を再現する。【構成】 弱打にて得られる楽音波形をサンプリングし、ローパスフィルタを介して取り出した低次倍音成分だけからなる波形をPCM方式でデータ化したものを弱打データとし、同じく強打にて得られる楽音波形をサンプリングし、ハイパスフィルタを介して低次倍音成分を取り除いた残りの高次倍音成分だけからなる波形をPCM方式でデータ化したもの強打データとして記憶する。ハイパスフィルタは、上記ローパスフィルタを通過する周波数成分をカットする様に構成したものである。そして、両者を打鍵強さに応じて所定の割合でミックスすることにより、任意の打鍵強さの楽音波形信号を形成する。
請求項(抜粋):
楽器音の波形をサンプリングした結果を記憶するサンプリング波形記憶手段と、演奏すべき楽音の音程,強さ等の情報に基づいて、前記サンプリング波形記憶手段の記憶内容を読み出して電子的に楽音波形を生成する楽音波形生成手段とを備えた電子楽器において、前記サンプリング波形記憶手段は、少なくとも、第1のタッチで演奏した場合の楽器音の波形をサンプリングした結果の内、所定の周波数範囲の波形成分を記憶する第1の波形記憶手段と、第2のタッチで演奏した場合の楽器音の波形をサンプリングした結果の内、前記第1の波形記憶手段に記憶した周波数範囲の波形成分との干渉を生じない波形成分を記憶する第2の波形記憶手段とを備え、前記楽音波形生成手段は、演奏すべき楽音の音程,強さ等の情報に基づいて、前記第1の波形記憶手段の記憶内容と、前記第2の波形記憶手段の記憶内容とを読み出して、両者を所定の割合で合成することにより、楽音波形を生成することを特徴とする電子楽器。
IPC (2件):
G10H 1/053 ,  G10H 7/02
FI (2件):
G10H 7/00 521 Z ,  G10H 7/00 513 M
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭64-091191
  • 特開平1-257899
  • 特開昭61-205997
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