特許
J-GLOBAL ID:200903032619267090

比例流量制御バルブ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-301750
公開番号(公開出願番号):特開平5-141559
出願日: 1991年11月18日
公開日(公表日): 1993年06月08日
要約:
【要約】【目的】 電子制御燃料噴射式エンジンへの吸入空気量を調整する比例流量制御バルブを急激に大きく開いたときに、バルブが目標位置を越えて開き過ぎになり、エンジンの過回転を招くので、かかる過回転の発生を防止する。【構成】 バルブ14を担持した可動鉄心4を貫通する導通孔4bに対して、バルブ14が所定の開度位置に達したとき前記導通孔4b中に突入するオーバーラップ部を固定鉄心2に取り付けられたスプリングホルダ5aの先端に設ける。【効果】 電磁コイル6を励起することにより可動鉄心4がリターンスプリング5に抗して移動して所定位置に達すると、オーバーラップ部が導通孔4bを狭めるので可動鉄心4の動きは制動される。
請求項(抜粋):
固定鉄心と、電磁コイルと、電磁コイルが収容される磁性体ケースと、中心に導通孔をもち固定鉄心に吸引される可動鉄心と、可動鉄心を前記吸引力と反対の方向へ付勢するリターンスプリングと、リターンスプリングをガイドするスプリングホルダと、流体導入通路および流体導出通路をもつ流量制御バルブ本体と、可動鉄心そのものからなるかあるいは可動鉄心と一体的に動作するバルブと、無通電時にバルブが当接するバルブシートとを備えてなる流量制御バルブにおいて、バルブ開度が所定の位置になった時に、可動鉄心の前記導通孔の内径部とスプリングホルダの外径部とがオーバーラップしていることを特徴とする比例流量制御バルブ。

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