特許
J-GLOBAL ID:200903032620074270

フローティング・リング・シール装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-147368
公開番号(公開出願番号):特開平11-336913
出願日: 1998年05月28日
公開日(公表日): 1999年12月07日
要約:
【要約】【課題】本発明は、隙間内ではシール差圧を大きくしても音速に達せず、安定した圧力分布を示し、高シール差圧条件での適用が可能になるフローティング・リング・シール装置を提供することを目的とする。【解決手段】絞り板7とフローティング・リング4と側板3とケーシング2とからなり、前記リング4は回転軸1とケーシング2と側板3で囲まれた空間内に配置され、ケーシング2に取付けたバネ5によりケーシング2から側板3方向へバネ5で押付けられ、その内周部の断面形状は、前記リング4の内周部と回転軸1との半径方向の隙間6が、前記リング4の高圧側内周面で大きく、低圧側内周面で小さくなるとともに、軸方向に滑らかに変化するように円弧または高次関数で表される滑らかな曲線とし、絞り板7は、前記リング4の高圧側入口部の面積を小さくするために、前記リング4の高圧側入口部に取付けたことを特徴とする。
請求項(抜粋):
高圧ガス回転機械の高圧室内のガスが低圧室側へ流出するのを制限するフローティング・リング・シール装置において、(A)絞り板と、フローティング・リングと、側板と、ケーシングとからなり、(B)前記フローティング・リングは、回転軸と、前記ケーシングと、前記側板Mで囲まれた空間内に配置されるとともに、前記ケーシングに取付けたバネにより前記ケーシングから前記側板方向へ押付けられ、(C)前記フローティング・リングの内周部の断面形状は、前記フローティング・リングの内周部と前記回転軸との半径方向の隙間が、前記フローティング・リングの高圧側内周面で大きく、低圧側内周面で小さくなるとともに、軸方向に滑らかに変化するように、円弧または高次関数で表される曲線とし、(D)前記絞り板は、前記フローティング・リングの高圧側入口部の面積を小さくするために、前記フローティング・リングの高圧側入口部に取付けたことを特徴とするフローティング・リング・シール装置。

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