特許
J-GLOBAL ID:200903032622828051

石炭-水スラリ-の製造における品質制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 宏 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-152326
公開番号(公開出願番号):特開平5-339585
出願日: 1992年06月11日
公開日(公表日): 1993年12月21日
要約:
【要約】【目的】石炭-水スラリ-の石炭濃度と粘度を別個に測定して測定精度を高め、これを製造工程にフィ-ドバックさせ品質向上、動力の節減及び分散剤の節減を図る。【構成】粉砕機21で製造した石炭-水スラリ-を製品収納タンク24に送る配管1の水平部に、第1の差圧測定器2、流量計10及び温度計11を設置し、垂直部に第2の差圧測定器6を配置し、流量と温度と第1の差圧測定器の差圧値から粘度を計測し、また第2の差圧測定器と第1の差圧測定器で測定した各差圧値から石炭濃度を計測し、該粘度及び該濃度の値を粉砕工程にフィ-ドバックさせ、粉砕機へ供給する石炭量及び水量を制御する。また、撹拌機を併用する製造方法においては、粘度値を撹拌工程にフィ-ドバックさせ撹拌機を制御する。さらに、粘度値により分散剤の添加量を制御する。
請求項(抜粋):
破砕炭を水及び分散剤と共に粉砕処理して石炭-水スラリ-を製造する方法において、製品石炭-水スラリ-を製品収納タンクに移送する配管に水平部及び垂直部を設け、この水平部に2点間の差圧を検出する第1の差圧測定器、流量計及び温度計を設置し、また垂直部に2点間の差圧を検出する第2の差圧測定器を設置し、上記第1の差圧測定器で測定した差圧値と第2の差圧測定器で測定した差圧値から石炭濃度を計測し、また第1の差圧測定器で測定した差圧値と流量計で測定した流量と温度計で測定した温度とから粘度を計測し、該石炭濃度値と該粘度値とを粉砕工程にフィ-ドバックさせ、粉砕機へ供給する石炭量及び水量を制御することを特徴とする石炭-水スラリ-の製造方法。

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