特許
J-GLOBAL ID:200903032623821174

ファクシミリ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 有我 軍一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-167390
公開番号(公開出願番号):特開平6-012335
出願日: 1992年06月25日
公開日(公表日): 1994年01月21日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、ファクシミリ装置に関し、バックアップ機能を持ったRAMに記憶されたパラメータを定期的にチェックして、パラメータの異常を素早く検知して対処すると共に、ユーザーの登録した固有のパラメータが装置の障害等によって別の値に変化しても、これを元の完全なパラメータに復元することが可能であって、最悪でも装置の誤動作を防止することを目的としている。【構成】 RAM4を主メモリ領域と従メモリ領域のように複数のメモリ領域に分割し、RAM4に記憶させる同一内容の各種パラメータをそれぞれのメモリ領域に記憶させる。CPU2は、予め各メモリ領域の各ブロック単位でチェックサム値を演算して、その結果を各ブロックの所定番地に保持させる。そして、定期的に主メモリ領域の各ブロックのチェックサム値演算を行って、その保持値と比較し、全て一致しない場合は、次に従メモリ領域で比較を行い、一致した場合は、その従メモリ領域のパラメータを使うように構成する。
請求項(抜粋):
装置全体を制御するシステム制御部の作動に必要なパラメータを記憶するRAMと、装置電源が切れた場合に該RAMの記憶データを保持するバックアップ電源と、を備えたファクシミリ装置において、前記RAMのメモリ領域を複数に分割し、各メモリ領域毎に同一内容のパラメータをそれぞれ記憶させるメモリ領域分割記憶手段と、任意のメモリ領域に記憶されたパラメータのチェックサム値を演算するチェックサム値演算手段と、パラメータ設定時のチェックサム値を保持するチェックサム値保持手段と、定期的に所定のメモリ領域のチェックサム値を演算して、保持されたチェックサム値と比較するチェックサム値演算比較手段と、が設けられ、前記チェックサム値の比較結果が異なる場合は、他のメモリ領域に記憶されたパラメータのチェックサム値を演算して比較し、一致するメモリ領域のパラメータを使用することを特徴とするファクシミリ装置。
IPC (3件):
G06F 12/16 310 ,  G06F 12/16 320 ,  H04N 1/00

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