特許
J-GLOBAL ID:200903032626769220

肉盛り溶接方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-003460
公開番号(公開出願番号):特開平11-197860
出願日: 1998年01月09日
公開日(公表日): 1999年07月27日
要約:
【要約】【課題】 タングステンアーク溶接等の溶融溶接方法を採用して母材に設けられた孔の内周面に肉盛り層を形成した場合、母材が高温に晒されて材質劣化を起こす恐れがあった。【解決手段】 孔3の内径よりも太い溶接棒2の先端周面をテーパ状に形成しておき、溶接棒2を自転させながら孔3の内側に向けて先端から加圧挿入し、孔3の内周面と溶接棒2のテーパ面2aとを摺接させて摩擦熱を発生させ、この摩擦熱によって母材1ならびに溶接棒2を塑性化させるとともに溶接棒2の自転運動によって塑性化成分を流動させて混合した後、混合された塑性化成分を母材1側に残して溶接棒2を孔3から抜出し、孔3の内周面に塑性化成分からなる肉盛り層Aを形成する。
請求項(抜粋):
母材に設けられた円形の孔の内周面に対する肉盛り溶接方法であって、孔の内径よりも太い溶接棒の先端周面をテーパ状に形成しておき、該溶接棒を自転させながら孔の内側に向けて先端から加圧挿入し、孔の内周面と溶接棒のテーパ面とを摺接させて摩擦熱を発生させ、該摩擦熱によって溶接棒ならびに母材を塑性化させるとともに溶接棒の自転運動によって塑性化成分を流動させて混合した後、混合された塑性化成分を母材側に残して溶接棒を孔から抜出することを特徴とする肉盛り方法。
IPC (2件):
B23K 20/12 ,  B23K 9/04
FI (3件):
B23K 20/12 D ,  B23K 20/12 A ,  B23K 9/04 A

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