特許
J-GLOBAL ID:200903032627257702

ステッピングモータ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-227036
公開番号(公開出願番号):特開平8-098596
出願日: 1994年09月21日
公開日(公表日): 1996年04月12日
要約:
【要約】【目的】本発明は、ステッピングモータ制御装置において、例えば1相と1-2相励磁方式、1-2相と2相励磁方式との切換えがなされた場合でも、モータ回転動作の繋がりが悪くならず、円滑な切換え動作を得ることを目的とする。【構成】パルスジェネレータ12からのタイミング信号に従って3ビットカウンタ11によりカウントされるデータの下位ビットQ0 を励磁モード切換え部13を介して励磁指令信号設定デコーダ14に与え、1相励磁モードでは下位ビットQ0 を“1”に保持し、1-2相励磁モードではQ0 ,Q1 ,Q2 をそのまま、2相励磁モードでは下位ビットQ0 を“0”に保持し、それぞれ前記デコーダ入力とし、1相あるいは2相励磁モードでは、1-2相励磁モードでの1相あるいは2相励磁ステップの励磁指令信号をそれぞれ2ステップずつ繰返し発生し、例えばモータ1回転に要するステップ数を各モード間で同一のステップ数に設定する。
請求項(抜粋):
ステッピングモータのM相励磁,M-N相励磁及びN相励磁の各励磁モードに切換える励磁モード切換え手段と、この励磁モード切換え手段で切換えられた励磁モードに基づいて前記ステッピングモータのステップ数に対応する励磁指令信号を基準タイミング信号に従って発生する励磁指令信号発生手段と、この励磁指令信号発生手段から発生されるステッピングモータのステップ数に対応する励磁指令信号に基づいて該ステッピングモータの複数の励磁コイルに加える励磁電圧を選択的に発生させる励磁電圧発生手段とを具備し、前記励磁指令信号発生手段は、前記M相励磁及び前記N相励磁の各励磁モードにおいて前記ステッピングモータのモータ軸を所定角度回転するに要するステップ数が前記M-N相励磁モードでのステップ数と同一になるように、前記励磁モード切換え手段で前記M相励磁モードに切換えられた場合には前記M-N相励磁モードにおけるM相励磁のステップに対応するところの励磁指令信号を2ステップ分ずつ繰返し発生し、前記N相励磁モードに切換えられた場合には前記M-N相励磁モードにおけるN相励磁のステップに対応するところの励磁指令信号を2ステップ分ずつ繰返し発生することを特徴とするステッピングモータ制御装置。

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